米国】我が子への授乳写真は児童ポルノ? その1

ルッカの聖母子
ヤン・ファン・エイク 『ルッカの聖母子』

満1歳の我が子に授乳していた母親がその写真を父親に撮らせた。ところがその写真は警察に児童ポルノと判定され両親は逮捕された。さらに二人の子供たちは児童保護局に身柄を保護され児童養護施設に隔離された。両親は児童ポルノの単純所持違反として起訴され、20年以下の懲役を求刑された・・・

アメリカのテキサス州で発生した事件だ。
あらかじめお断りしておくが、これは6年前に起訴された事件である。刑事事件そのものはすでに検察側が起訴を取り下げて終結している。ところが今アメリカ(と英語圏の複数の国々)でこの事件が再び話題になっており、一部のニュースサイトやフォーラムではこの話題でコメント欄が沸騰状態になっている。

興味深いのは次の点だ。

1. なぜ今ごろになってこの事件が再び脚光を浴びているのか?

2. オタク系サイトでの反応も大きいが、それ以上に一般のサイトでの反応の方が大きい

これらの謎を解く前に、まずは事件自体の紹介をしておこう。日本ではこの事件はほとんど知られていないからだ。

事件は2003年に米国テキサス州リチャードソン市で発生した。テキサス州のローカル紙ダラス・オブザーバーの記事が最も詳細である(と言うより本格的な取材を行ったのはダラス・オブザーバー紙くらいである)。

以下ダラス・オブザーバー紙の長文記事を翻訳した。

Dallas Observer "1-Hour Arrest" - When does a snapshot of a mother breast-feeding her child become kiddie porn? Ask the Richardson police

ダラス・オブザーバー 2003.04.17
1時間で逮捕/我が子への授乳写真は児童ポルノ? リーチャドソン市警に取材


捜査機関は素早かった。判事もためらわなかった。

ジャクリーン・メルカードは近所のエッカード・ドラッグストアの「1時間プリントコーナー」に4巻の撮影済みフィルムを預けたことが彼女の人生を狂わせることになるなど全く想像すらしていなかった。今や彼女は刑務所に送られ我が子を州に取り上げられる脅威にさらされている。

ジャクリーン・メルカード
メルカード

問題の写真フィルムはメルカード一家が長年撮り続けてきた家族写真の一部だった。写真に映っているジョニー・フェルナンデスはメルカードの恋人である。彼はペルーのリマからの移民で、昨年の秋に1年間に及んだ離別を終えて恋人の家に戻っていた。メルカードとの間にできた息子の1歳の誕生日だった。

問題の写真は昨年10月の数日間にテキサス州リチャードソン市郊外のメルカード一家の質素な家で撮影されたものだ。写真に映っているは満1歳の息子ロドリゴ、前夫との間にできた4歳の長男パブリッツォ、そしてメルカードとフェルナンデスである。

《中略》

入浴時の子供たちを撮影した写真は6枚あった。フェルナンデスは無邪気に裸ではしゃいでいる子供たちの写真を数枚撮っている。

《中略》

そのうちの一枚が特にメルカードとフェルナンデスの刑務所行きの恐怖の原因になっている。ロドリゴがメルカードの左の乳房を咥えている写真だ。

問題の授乳写真のイメージ
授乳イメージ

後日メルカードがフィルムを現像に出したとき、写真技師はフィルムの画像を見て疑惑を抱き警察に通報した。テキサス州法においてはこのようなケースでは電話による通報だけでは不充分で、警察官に直接接触して報告する必要がある。

そのため写真技師は現像済みの写真を受け取りにきたメルカードに「一部のフィルムの現像が遅れている」と言って4本のうち3本分の写真プリントだけ渡して店で待たせた。

その日の午後リチャードソン市警察はドラッグストアに到着し、写真を見ただけで重大な児童ポルノ事件であると判断した。「性的な内容が含まれていると思われた」とリチャードソン市警のダニー・マーティン巡査部長は犯罪事件として捜査を開始した理由の中で語った。「あなた方もあの写真を目にすれば、私の言葉の意味が分るだろう」

問題の写真が性的行為あるいは性欲を刺激するものであるとの警察の主張を裏付ける証拠は何もなかった―当の写真以外には。しかし市警とダラス地区検察局は今年1月に大陪審において写真を提示し、メルカードとフェルナンデスを「児童の性的行為」に関与したとして第二級の重罪(20年以下の懲役)で起訴した。

嫌疑の中心はたった一枚の授乳写真である。フェルナンデスとメルカードは子供の成長の一段階の記念として撮影したと主張している。

「もし彼が写真を撮ってくれるなら、歓迎するって言ったの。だから彼は撮った」とメルカード。「ジョニーはふだんは授乳の様子を見たりなんかしない。これは記念のために撮ったの。私達のためにね」

《中略》

5日後、テキサス州児童福祉局調査官と二人の刑事がメルカード家に到着した。メルカードは違法な写真などまったく無いと主張したが、彼らにぎゅうぎゅう詰めの部屋の捜索を許可した。刑事たちは写真アルバムはもちろんあらゆるものを徹底的に調べつくした。しかし児童ポルノの証拠は何一つ見つからなかった。

「私たちはこの国でとても一生懸命に頑張ってきた」とメルカード。今年33歳の彼女はペルーで看護婦をしていたのだが、アメリカで資格を取るために希望を抱いて移民してきた。「こんなことになるなんて信じられない」

アンドリュー・チャタム(メルカードとフェルナンデスの主任弁護士)は「警察と検察によるこれ以上に明白な職権乱用の事例は想像することすら困難だ」と語る。「連中の理屈によれば(何の根拠も無いのだが)あの写真はフェルナンデスの性的欲望を満たすために撮られたというのだ。写真は市場で売られていたわけでも、ウェブサイトに掲載されていたわけでもない。母親がフィルムをエッカート・ドラッグストアに現像のため預けただけだ。ところが当局は写真を利用して彼女を逮捕し、重罪で起訴した上に彼女から子供たちを取り上げた」

昨年11月13日、リチャードソン市警はダラス地区児童保護局のケースワーカーを同行してメルカード家を調査した。児童保護局は母親から子供たちの養育権を剥奪し、家裁の判事に子供たちを児童養護施設に預けるように進言した。ケースワーカーの作成した記録文書によれば、監督官は写真に映っている内容だけを根拠にして「子供たちを両親から引き離す必要がある」と判断したという。

心配のあまり深くうなだれながらメルカードはケースワーカーに哀願した。「お願いだから子供たちを取り上げないで。とても愛しているのだから」

法的な解説:
スティーブン・ラフェンテ、ビル・ストーバル、アンドリュー・チャタムの3名はメルカード・フェルナンデス事件の弁護を担当している。約1ヶ月前に最も厄介な問題の一つが解決した。今年3月にダラス地検のビル・ヒル検事は本件の起訴を取り下げる決定を下した。ダラス・オブザーバー紙の取材に答えて「この事件には灰色の部分がある。しかし犯罪として立件するには不充分である」とヒル検事は語った。「バラバラな事実を無理につなげて解釈するようなやり方は刑法の原則に反する」

弁護団の3人
弁護団

しかし児童保護局は依然として子供たちの隔離・保護を続行している。法律家が子供たちを家に戻すべきだと主張しているにもかかわらず児童保護局の考えは変わっていない。最新の法令によれば、両親が児童保護局の定めたすべての条件を満たさない限り児童の解放は認められないと規定されている。この条件の中にはウソ発見機を使用した審問も含まれる(しかも費用は両親が負担する)。

「彼らは私の心をズタズタにした」とメルカード。「たとえ子供たちを取り戻せたとしても、失われたものをどうやって回復したらいいのか分らない」

「どうして連中は私が自分の子供たちと一緒に生活する事を非難するんだ?」とフェルナンデス。新天地のテキサスでいきなり不運に見舞われた35歳の痩せ気味の男はペルーでは病院の技師として働いていた。「俺たちじゃダメだとなんで責めたてるんだ?」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

アンドリュー・チャタムがメルカード・フェルナンデス事件の内容をスティーブン・ラフェンテ(一家に最初に雇われた弁護士)から説明されたとき、チャタムは授乳写真以外にもっと証拠があるに違いないと考えた。「なぜ他の証拠が提示されないのか理解できなかった」とチャタム。「もっと証拠がなければおかしい」

ところが他の証拠など無かったのだ。

警察と児童福祉局の文書には、両親の犯罪歴や児童虐待の疑惑や目撃情報のカケラすら記録されていない。メルカードとフェルナンデスがアメリカに移住してからさほど長い年月が経っているわけではない。メルカードは2001年の夏に両親とともにリチャードソン市に移住した。当初の仕事は近所のウォールマート内の深夜営業のクリーニング店だった。13ヶ月後にフェルナンデスが米国に到着し、彼もまた当初はクリーニング店で働いた。その後フェルナンデスはステーキハウスに転職して生活費を稼いでいた。

チャタムがこの事件にかかわり始めた頃、同僚のビル・ストーバルは無報酬でこの件を引き受けていた。メルカード一家が打ちのめされ困窮していたからである。「私見だが、警察やダラス地検は一番弱い人々を標的にして起訴している(反撃能力が最も低いから)」とチャタム。

メルカードとフェルナンデスの保釈金はそれぞれ1万ドルと1万2500ドルだった。家族からお金を借りて二人は拘留監獄からやっと出所することができた。また彼らの所属している教会から支援と励ましを受けている。

イグレシアス・セブンスデーアドベンティスト派《安息日再臨派。メシアの再臨を教義の中心とする一派》のリチャードソン教会の牧師ビクター・イエーガーは「仲間の信徒たちはメルカード一家を熱心に支援している。今回の事件は大きな誤解によるものだと我々は考えている」と語った。リチャードソン市東部のスペイン語を母語とする労働者たちにより組織されているセブンスデーアドベンティスト派の信徒集団は、もともとペルーの信者組織から派生している。

イエーガー師は弁護側の証人として証言する用意があり文化的な誤解が存在することを示したいと語った。ペルーで生まれ育ったイエーガー師によれば、ペルーでは母乳による養育は文化的に重要視されており公衆の面前での授乳行為は広く受け入れられているという。

「私のいとこが自分の生んだ赤ん坊の写真を送ってきたことがある。赤ん坊が母親の胸で授乳されている写真だった」とイエーガー師。「何でそんな写真を彼女が送ってきたのかアメリカ人は理解できないだろう。彼女にとっては当たり前の事なんだが」 授乳写真を記念に撮っておくことはペルーではごく普通のことであるとイエーガー師は語る。

メルカードとフェルナンデスは二人ともペルーの農村の出身であり、幾度か「私の執務室に来て泣きながら座っていた」とイエーガー師。二人は恐るべき苦境に陥った善良な両親に違いないと確信したという。

二人にとって最大の問題は授乳写真である。起訴状には次のように記載されている。

「すなわち、実際に猥褻な表現......女性の乳輪の突起部以外の胸部が見られ、被疑者により雇用/強要/使用されて18歳以下の未成年であるロドリゴ・フェルナンデスは性的行為および性的活動に従事させられた」

チャタム弁護士によれば、(起訴状では)写真に撮影されているのは擬似的な授乳行為であり実際には性的行為であると記述されているという。「検察側の主張によればジョニー・フェルナンデスは変質者であり、自らの性的欲望を満たすために写真を撮ったとしている」

多くの時代を通じて授乳のイメージは性的逸脱行為というよりは芸術的なものと見なされてきたとチャタムは語る。

「この絵を見てくれ」とチャタムはオランダの巨匠ヤン・ファン・エイクが1436年に制作した”ルッカの聖母子”を示した。《タイトルの口絵参照》 イエスに授乳している聖母マリアが描かれたこの絵は、ドイツ・フランクフルトのシュテーデル美術館に展示されている。

「私の義妹は大学で美術を専攻している。この絵について彼女に尋ねたら「アンドリュー、幼児への授乳を描いた絵は何千枚もあるのよ。こういった絵は世界中の権威ある美術館の大広間に展示されているの」 ストーバル弁護士の”副業”は画家である。「私は先週末にZ美術館に行ってきたんだが、授乳の絵が展示・販売されていたよ」

本年2月、チャタムは起訴状が棄却/取下げられるべきとする理由を示す陳述書の草案を練っていた。添付書類にはルッカの聖母子を使用していた。「争点となっている素材は憲法修正第1条の表現の自由に範囲内にキッチリと当てはまる」とチャタムは草稿に記している。「幼児への授乳描写は芸術作品に無数に見られる。憲法修正第1条の権利保護の対象として、キャンバスであろうとコダック・フィルムであろうとメディアの違いは重要ではない」

チャタムの陳述書は本年3月に提出され、地検で留保され検察内部で検討された。「私は陳述書に目を通した」とビル・ヒル地方検事。1週間後、ヒルと同僚の検事補は本件の「訴訟の維持が困難」との結論に達した。そしてヒルは本事件の起訴の取り下げの決定を下した。

「添付書類の絵画と数点の風変わりな参考物件を閲覧した。大陪審がこの個所をすでに参照した事も容易に想像がついた。女性が子供と一緒に胸を露出しているのは事実だ。しかしこれが起訴を維持できるほどの違法性があるかどうか確信が持てなかった」とヒルは語る。また彼の同僚の検事補も本件は「弱い」と同意した。

起訴は取り下げられたが、ロドリゴとパブリッツォは依然として母親の元に返されていない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

ダラス警察少年・家族課の主任警部補のビル・ウォルシュによれば、写真のプリントコーナーやパソコン修理店は児童虐待や児童ポルノの捜査にとって役に立つ場所だと言う。技師たちが偶然に証拠を発見して通報してくれたおかげでウォルシュの捜査チームは重大な事件をいくつも立件できたという。

「テキサス州法ではすべての成人に児童虐待の疑惑の通報が義務付けられている。しかし州の境界の外側には適用されない」とウォルシュは語る。

《中略》

「面倒な事件はさほど多くない」とウォルシュ。「児童ポルノは通常かなり露骨だ」

母親の授乳写真や入浴の用意をしながら笑っている二人の子供の写真、二人の大人の裸体の写真は「懸念するほどの問題はない」とウォルシュ。「一番大切な点は、その写真がどんな経緯で撮影されたかだ。どんな状況で撮られたかが大事なのだ」

メルカード・フェルナンデス事件を立件するにあたって、リチャードソン市警と児童保護局の調査官は事件記録において裸体写真以外は一切何も言及していない。たとえば4巻のフィルムの内の一枚の誕生日パーティーに映っている5人の子供の写真などだ。事件記録は裸体写真のみに焦点を絞っている。

「市警と調査官は特定の証拠物件のみを取り上げ、事実を歪曲して立件を試みたのだ」とラフェンテは語る。ラフェンテは児童の養育権に関する法的問題を担当している弁護士だ。

児童保護局に関してラフェンテが作成した報告書によれば、リチャードソン市警のジョン・ウェイクフィールド刑事はこう報告しているという。「写真を閲覧して、そのうち9枚について性的虐待・不健全な性的行動および児童ポルノの可能性があると判断している」

メルカードが前腕部で胸を覆っている4枚の写真についてウェイクフィールドはこう記述している。「写真中のメルカードはトップレスで、手で胸に触っている」 さらに他の2枚の写真について彼は「年長の兄が自分の性器に触れている」と注記している。これに対してメルカードはパブリッツォは転んでよく怪我をするので自分で薬を使うように教えている、写真はそのときのものだと説明した。

《中略》

ラフェンテによれば児童保護局と犯罪捜査機関はお互いにかばい合う傾向があり、家族にとって残念なことに、それが理由で事件が長引くという。彼らはメルカードやフェルナンデスの説明に耳を貸そうとしなかった。「大陪審での審議の前は、憲法修正第5条の権利の主張や証言は避けた方がよいとメルカードに助言した。なぜなら彼らが彼女の言葉を一切聞こうとしなかったからだ」とラフェンテ。一方、児童保護局の報告書は両親が重罪で起訴されている事実を派手に強調していた。

ストーバル弁護士はこう語っている。「この事件の告訴理由は極めてタチが悪い。被疑者が自動的に最悪の人間と見なされてしまうからだ。二人は児童ポルノの単純所持の容疑で起訴された。すると世間は勝手気ままに最悪の妄想を膨らませた」

フフェンテは問題の写真の何枚かが保守的な人々に歓迎されない可能性があることは否定しなかった。たとえそれが母と4歳児の普通の入浴シーンだったとしても。しかしそれが児童虐待の嫌疑を引き起こすレベルのものとは到底思えないと語った。そもそも一家は一部屋に一緒に暮らしているのでプライバシーを保つことは難しかった。

昨年12月5日に子供の引き離しについての児童保護局との話し合いで、ラフェンテは州当局とやっと一つだけ妥協に到達した。ダラス地区に居住しているメルカードの前夫が一時的に子供たちを預かるのを認めるという1点だけだった。

メルカードの説明によれば前夫は五ヶ月前にようやく前妻や子供たちとの接見許可を裁判所から認められたのだという。ところがメルカードとフェルナンデスは子供たちと単独で会うこともできないし、子供たちを自宅に泊まらせることもできない。

またメルカードとフェルナンデスは”性的問題を抱えた人のための集団治療”に通い、そのうえ高価な心理検査を自費で受けなければならない。いずれもやむなく当局に合意させられたのである。

メルカードの話によると、治療のグループカウンセリングでは米国児童が体験した身の毛がよだつような最悪の虐待事例を学習させられるのだという。「両親は麻薬におぼれ、子供たちは親戚に引き取られそこで性的虐待を受けるとかそんなのばっかり。まったくゾッとする」 メルカードやフェルナンデスに当てはまる事例はひとつもなかった。それでも二人には定期的に治療を受けて議論に参加する義務があるのだ。

「およそ全く無意味だ」とチャタムは頭からバカにしている。

心理検査に関しても大きな問題がある。児童保護局や警察によってうず高く積み上げられた質問事項や関連文書のみに基づいて専門家が二人の心理状態を判別しなければならないのだ。非現実的な資料に基づき、偏った精神分析手法によって二人の検査が行われたと思わざるえない。

《中略》

州に雇われた心理学者は、子供たちを返還する前にウソ発見器を使用してフェルナンデスを審問するように提言した。彼はメルカードについてもウソ発見器につないで審問すべきだと主張した。さらに二人を育児教室に通わせ、さらに個別のカウンセリングやカップル・カウンセリングを受けさせるべきだとこの心理学者は州に助言した。

不気味な期限が2週間後に迫っている。子供たちを元の家に戻すか、あるいは家裁に事案を戻して子供たちを両親から永久に切り離す請求を行うかを州が決定する期限だ。ダラス地検のエイプリル・カーター検事補は裁判官に対して、子供たちを家に戻す条件としてウソ発見器による審問とカウンセリングの必要性を主張した。

「懸念事項に取り組む必要がある」とカーターは家裁の法廷で児童保護局の立場を代表して発言した。カーターは写真技師・リチャードン市警・大陪審がいずれも写真を問題視していたと指摘し、同時にそれ以外の証拠がないことも認めた。「つまりこれが性的行為なのか文化的なものなのか明確ではない」 したがってウソ発見器による審問を行って疑問を解消する必要があると確信していると述べた。

記者会見の場で、本件の事案はいまだに未解決のままであるとの説明が弁護団からなされた。「我々は戦うつもりだ」とラフェンテは語った。州はだらだらと事案を引き延ばしてきたが、今回もまたウソ発見器による審問とカウンセリングの実施のために5ヶ月の延長を裁判所に要求したとラフェンテは説明した。

子供たちの利益の代理人として家裁から指名されているロバート・エレーラは次のように述べた。「私見だが、子供たちを両親の元に返すべきだと思う。なぜ児童保護局がこれほど強硬に抵抗しているか理解できない。これ以上法廷闘争を長引かせるのをやめて和解すべきだ」

メルカードは言う。「ごめんなさい。私には写真のどこが悪いのかどうしても分らない...私はただただ子供たちを返してほしいだけ。あの子たちは私たちのものなんだから」


何ともひどい話だが、対岸の火事と言って笑っていられそうもない。日本でも児童ポルノ法が改正され、単純所持が違法化されたらありえない話ではない(改正の内容や警察・検察の運用にもよるが)。

長くなったので続きは次回で。

参考:
Dallas Observer
Citizens for Change
WorldNetDaily "Breast-feeding pix kiddie porn?"
Baby Reference.com "Breastfeeding Crime"
snopes.com "Woman charged with possession of child pornography for photos of breastfeeding"
reddit.com "Woman Charged with Child Pornography for Taking Photos of Herself Breastfeeding"
mothering "Lactation and the Law"

Comment

  1. 2009.07.22 Wed 19:34  |  

    これじゃ何のための法律なのか分からないね

    • #-
    •  
    • URL
  2. 2009.07.22 Wed 19:35  |  

    長すぎ。

    要約して、詳細を知りたい人だけもっと読めるようにしてくれ。

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  3. 2009.07.22 Wed 19:49  |  

    要約部分は冒頭にあるだろ。

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  4. 2009.07.22 Wed 19:58  |  

    酷すぎるし、可哀相過ぎる。
    起訴した奴らは頭がおかしいとしか言えない。

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  5. 2009.07.22 Wed 20:09  |  

    弱い者いじめイクナイ

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  6. 2009.07.22 Wed 20:17  |  

    激しい怒りに駆られて冷静になれない。
    もう少し落ち着いてから、記事を読み直そうと思う。

    管理人さんは提示するだけでなく、
    自分の意思を示す必要も有るのでは?
    記事の内容はいいけれど、
    ここのコメント欄の放縦さは限度を超えてる。

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  7. 2009.07.22 Wed 20:19  |  

    読まずにコメントする>>2のような不真面目者を遠ざけるのにちょうどいい長さだ。

    やはりこういうのが起きていたんですねぇ。
    一般サイトが蒸し返して反応しているというのは、何がきっかけなんだろうな。

    • #VqfujOSo
    •  
    • URL
    • Edit
  8. 2009.07.22 Wed 20:29  |  

    >7
    ここは真面目な人以外来ちゃだめなんだ。
    じゃあ、最初からそうトップに書いておいてYO

    次からはタキシード姿で書き込みますからw

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  9. 2009.07.22 Wed 20:54  |  

    一旦深呼吸して書き込もうか

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  10. 2009.07.22 Wed 20:58  |  

    タキシードを着てくる必要はないが、子供向けアニメもドキュメンタリー映画もやっている映画館の、わざわざドキュメンタリー映画の日に来て2時間は長いから3分にまとめてよと文句をつけるのは止めた方がいいかな
    そして3分の予告編を見てから見るかどうか決めなさいな

    • #-
    • 名無し超速報!
    • URL
  11. 2009.07.22 Wed 21:10  |  

    ユダヤ臭いな。
    あいつらは国家の基盤となる家族を破壊(コントロール)していく金融悪徳集団だから。
    授乳をコントロールできれば国家を支配できる。

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  12. 2009.07.22 Wed 21:11  |  

    昔のアメリカで進化論を教えるかどうかのモンキー裁判ってのがあったが、
    そのころから進化してないな

    • #-
    • ヤマジュニスト
    • URL
  13. 2009.07.22 Wed 21:22  |  

    これ狂ってるなバァカじゃねーの
    いやマジで

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  14. 2009.07.22 Wed 21:23  |  

    児ポの規制の是非はさておき、これこそが危惧されてる法の恣意的運用の見本だな。
    日本でもこういう事態が起きたらどうするのかって質問に対して、
    規制推進派の葉梨の答えは「警察はそんなことしないと信頼できる」だもんなぁ。
    ほんと他人事じゃないよ。

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  15. 2009.07.22 Wed 21:29  |  

    読んでて途中で目まいがしてきた
    なんだこれ

    • #-
    •   
    • URL
  16. 2009.07.22 Wed 21:31  |  

    アメリカ本土では授乳の習慣はすでになく、
    中国製のメラミン入りミルクを与えるのが当たり前になってるんでしょうね。

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  17. 2009.07.22 Wed 21:33  |  

    これって児童ポルノの単純所持がどうこうじゃなくて
    児童への性的虐待かどうかって話じゃまいか?

    • #-
    •  
    • URL
  18. 2009.07.22 Wed 21:40  |  

    この程度の記事が長文になるのかな、要約が必要なの?
    低学歴で恋人どころか友人も皆無に近いhitoが言うのもなんだが。

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  19. 2009.07.22 Wed 21:42  |  

    深呼吸してから書き込もう!
    記事のせいで頭に血が上って誰からかまわず噛みついちゃだめだYO

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  20. 2009.07.22 Wed 21:45  |  

    >8
    ぼくはゆとりでバカなのでながい文章はよめません><

    と素直に書き込めよ ( ´,_ゝ`)プッ

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  21. 2009.07.22 Wed 21:46  |  

    将来的にこれは十分あり得る話

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  22. 2009.07.22 Wed 21:55  |  

    ネットや雑誌で児童ポルノ規制問題に触れてない一般の主婦や老人はテレビで規制を声高に主張する議員を見て「その通り。早く規制するべき、子供がかわいそう」などと思ってるだろうね。実際は単純所持が違法になったら自宅や実家にある古く長い家族の歴史のアルバムの中の幾枚もの写真が「児童ポルノ」として取締りの対象になるかも。心配しなくても善良な市民が考える児童ポルノ=生身の児童にわいせつ行為や暴力は現代の法律でもとっくに違法。漫画でも18禁。
    こういう記事はもっと多くの人の目にふれてほしい。
    国営放送も民放もこういうのとりあげないもんね。

    • #QtWKFxi6
    • nanashi-san
    • URL
    • Edit
  23. 2009.07.22 Wed 21:58  |  

    ここは、ゆとり教育を受けた人は来ちゃいけないサイトらしいYO

    ポルノだから?w

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  24. 2009.07.22 Wed 22:02  |  

    何故授乳の写真だけが問題なのだろう?
    こりゃ生物学的にみても常識的にみても変だぞ
    是非、現地の人の反応が知りたいのであれば翻訳お願いします

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  25. 2009.07.22 Wed 22:22  |  

    宗教学者によっては様々な年齢が考えられている聖母マリアの出産年齢だが、ほとんどの宗教学者は聖母マリアは15歳から17歳の間にイエス・キリストを産んだとしている。
    従って聖母マリアが乳飲み子のイエスに授乳している宗教画は児童ポルノ法に抵触することになる。

    • #-
    • ゆとりある名無し
    • URL
  26. 2009.07.22 Wed 22:27  |  

    お疲れ様です。

    なんともまあ馬鹿げた話…と笑ってる場合じゃなく、
    日本もこうなる可能性は大いにあるんだよなぁ。

    逮捕した警官や写真技師はいったい何を考えてこんなマネしたんだろうな…

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  27. 2009.07.22 Wed 22:31  |  

    児童ポルノ規制反対派は、反対反対と連呼するだけで有効な代案(オルタナティブ)を提案してこなかったからこういう現状があるんだろ。
    警察が信用できないなら、なおさら有効な規制案が必要なはず。
    法律はまず権力を規制するものだと理解するべき。
    だから刑法には人を殺してはイケナイなんて書かれていない。
    故意に人を殺害したものはこれこれの刑に処すとしか書かれていない。
    これは裁判官の権力を制限するよう書かれているの。
    刑法が使われる場合は、犯人が逮捕されて裁判所に連れてこられた時だけだからね。
    その時一番強いのは罪を判断する裁判官。
    だからその裁判官の権力を規制すると。
    当たり前の話だよね。
    児童ポルノ規制法案も、児童ポルノ規制派の権力を規制する法律になるのが当然。
    その当たり前の事をやらずに反対反対と連呼するだけだったから、この現状があるんだよ。
    いい加減分かれ。
    ハッキリ言って現状は規制反対派の自業自得。
    そんだけ。

    • #Qe1n3.iQ
    • ニライム
    • URL
    • Edit
  28. 2009.07.22 Wed 22:35  |  

    狂ったような話ですね。何が自由の国だよ
    児ポルノ法もあるし、日本も他人事ではない話だな…

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  29. 2009.07.22 Wed 22:46  |  

    >>27
    その前に規制そのものがなぜ必要なのか提示してくれないか?
    必要もないものをまず規制ありきで法律作れと言われても困るね。

    • #RWjcsPCo
    • TotalRecall
    • URL
    • Edit
  30. 2009.07.22 Wed 22:53  |  

    論理的におかしくなりすぎて、それに対する反発も大きすぎてしまっているんじゃないですかね。最近のアメリカ。
    ニューイングランドで住んでた方のブログ、
    Yahoo!ブログ - ニューイングランド通信
    ttp://blogs.yahoo.co.jp/giantchee2
    などを読んでいると、まさに今のアメリカって無茶苦茶な状況がどんだけ続いて国ごとおかしくなってんだよってのが深刻に描かれてます。
    何だか宗教だけでなく、市民としてありかたそのものにまともな土壌がなくなりつつあって、すぐに暴走してしまう結果がここに出ているんじゃないか、と。昔の赤がり時代のコミック規制とはまた違った形での暴走ではないでしょうかね。
    実際、今のアメリカ人のモラルもかなり酷いことになっていてるんだなと例の山本監督の謝罪の目の前で壮絶な暴走をした少年の一件を見てもつくづく思います。


    • #-
    •             
    • URL
  31. 2009.07.22 Wed 22:57  |  

    >>6
    仕方ありませんよ、ここは2chねらにも、非日本人にも開かれているコメント欄みたいですから。日本語を使う非日本人の言い分だってあるでしょうし

    • #-
    •               
    • URL
  32. 2009.07.22 Wed 22:57  |  

    >>27の言ってる事がまったく分かりません。
    だれか説明してください。><

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  33. 2009.07.22 Wed 23:11  |  

    気になったのは夫婦は南米から来た移民ということですが、この出自が議論に持ち上がった形跡はないのでしょうか。
    問題は児童ポルノであったにしても、エスカレーションした背景にラテン系移民への蔑視、ないしは有色人種へのレイシズムがなかったどうか。
    また弁護側はこれを駆使してあくまでもこれは差別問題であり、警察側にレイシズムの視点があって本来問題にならない問題を大きくさせたいう戦術で責めないのか。
    もう一つは、カトリックがこれについていかなる声明を発しているか。
    テキサスは基本的にプロテスタントが強い上にキリスト系の諸宗派が入り乱れている地域で、かつて強勢を誇ってたカトリックは少数派のはずなんですが、この一件に関する限り、家族を大切にするカトリック
    の伝統に反しているのではないかと思うのです。
    この一件が他の宗派からどのように見られているかも分かりませんか。

    それとよくまとまった記事です。編者の編集能力は高いと思いますよ。
    他の皆さん。

    • #-
    •                 
    • URL
  34. 2009.07.22 Wed 23:21  |  

    単なる人種差別だろ
    テキサスなんて保守的なところに
    きたペルー人(有色)を
    あらぬ疑いで犯罪者にしたてあげることによって
    外国人を排斥しようとしてるだけ

    • #-
    • nanashi-san
    • URL
  35. 2009.07.22 Wed 23:23  |  

    日本が真珠湾を攻撃したのも、アルカイダが9.11を起こしたのも正当な攻撃だったと言わざるを得ない。キリスト教原理主義の宗教狂信国家アメリカには神々の裁きと断罪があってしかるべきだ。ふざけるな、何が自由の国だ。アメリカ人はみんな気が狂っている。

    • #-
    •   
    • URL
  36. 2009.07.22 Wed 23:35  |  

    公的機関による誘拐と暴力と児童虐待・・・私にはそう見える。

    さらに恐ろしいのは、日本で提出された法案がアメリカの法のそれよりさらに内容が曖昧で欠陥だらけと言うのが明らかで、それが通りかけたということだ。

    先に施行されたダガーナイフ「など」の規制を加えた改正銃刀法を見ても同様のことが言えるかと。カキの殻剥き用ナイフの扱いについて、その土地土地での警察などによる判断がバラバラでその対処もいいかげん。このような状況があり、混乱を招いている現状を解決できないままこの単純所持を規制する法案を通すのはいかがなものか・・・。

    このつい先日、ミヤネ屋で白石真澄というコメンテーターが解散で流れたこの法案について上っ面しか見ていない薄っぺらなコメントをしていたが、ただただ反対反対と連呼している人達と同様で、ただただ賛成賛成と言っているようにしか見えなくて腹立たしかった。
    もっとこの法案がもたらす危険な面を知るべきだと強く思う。

    • #SFo5/nok
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