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皆既日食:次は26年後 史上最大の天文ショー

日食が起きる仕組み
日食が起きる仕組み

 日食は、太陽、月、地球が一直線に並び、地球から見た太陽が月の背後に隠れる天文現象だ。すっぽりと隠れてしまった状態を「皆既日食」、一部が欠けているのを「部分日食」と呼ぶ。

 皆既日食は地球上では1~2年に1度の割合で起きているが、皆既帯が海上にあって観測しにくいことが多い。今回は人口が密集するインド、中国、日本を横切るように皆既帯が通っており、史上最大規模の人が見守る天文ショーといわれる。

 21世紀に継続時間が6分を超える皆既日食は4回あるが、今回は最長の6分44秒(国立天文台が算出した最大継続時間)だ。日本の陸地から皆既日食が観測できるのは、1963年7月21日以来46年ぶり。次は2035年9月2日に北陸や北関東で見られる。

毎日新聞 2009年7月22日 10時17分(最終更新 7月22日 13時56分)

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