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 更新時間: 2009年07月22日20:01:02

東海地方でも日食フィーバー 「皆既定食」も登場

46年ぶりの皆既日食に東海地方も一喜一憂しました。この地方では部分日食だったんですが、なんと三重の御在所では「皆既日食」ならぬ「皆既定食」が登場しました。

太陽が月に完全に覆い隠される瞬間、「皆既日食」だ。この映像は日本列島のはるか1000キロ以上も南にある硫黄島で観測された。この歴史的な天体ショーに、この地方も沸いた。東海地方で見られるのは太陽が三日月の状態にまで欠ける「部分日食」。同じころ、三重県尾鷲市は雨雲に覆われていた。また、岐阜県の高山市でも観察会が開かれたが天気はいまひとつ。それでも各地で世紀の瞬間を誰もが待ちわびていた。そしてついに名古屋市で観測された日食。梅雨空の雲から時折り姿をのぞかせる太陽。その度に太陽が形を変えていった。また、尾鷲や高山でも観測することが出来た。そして三重の御在所岳では、なんと日食を「目」だけでなく「舌」でも味わってしまおうというイベントが!それがこの皆既日食ならぬ「皆既定食」。限定50食の特別メニューだ。日食にちなんで、料理長が神秘的なイメージで作ったという。しかもこの皆既定食、御在所の人気者「カモシカ」をデザインした、職員手作り「日食メガネ」のおまけつき。「日食は見られなかったがおいしい」と客からも好評だった。様々な形で私たちを楽しませてくれた日食。この地方では、3年後に太陽と月が重なり金の輪が見える「金環食」が見られる予定だ。

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