2009年7月22日 19時7分更新
ことし3月、備前市の住宅に押し入り寝ていた男性を縛ったうえ、現金を奪って逃げたとして強盗などの罪に問われている男の初公判が22日岡山地方裁判所で開かれ、男は「間違いありません」と述べて起訴された内容を全面的に認めました。
倉敷市安江の会社員、入江幸広被告(52)はことし3月、備前市香登西の住宅に押し入り、寝室で寝ていた男性にけん銃のようなものを突きつけて「金をだせ」と脅し、手足を粘着テープで縛ったうえ、現金およそ12万円を奪って逃げたなどとして、強盗などの罪に問われています。
この事件の初公判が22日、岡山地方裁判所で開かれ、入江被告は「間違いありません」と述べて起訴された内容をすべて認めました。
続いて行われた冒頭陳述で検察側は「入江被告は住宅ローンなどの多額の借金があり、奪った現金はその返済にあてていた」などと述べ、事件の動機や背景を指摘しました。
入江被告は斜め下を見つめながら終始落ち着いた様子で、検察官の指摘などを聞いていました。