岡山放送局

2009年7月22日 19時7分更新

放火の疑いで男を再逮捕


先月、真庭市の倉庫にあった木材に火をつけたとして逮捕・起訴された男が、ことし4月にお年寄り1人が亡くなった別の火事でも火をつけていた疑いがつよまり、警察は22日、この男を放火の疑いで再逮捕しました。

真庭市蒜山下長田の無職、石田宏行容疑者(28)は、先月12日、自宅近くの倉庫に侵入し、中に置いてあった木材に灯油をまいて火をつけ、倉庫の屋根などを焼いたとして放火の罪で逮捕、起訴されています。

警察のその後の調べで、石田容疑者はことし4月にも自宅近くの石田房治さん(当時83)の住宅の納屋に侵入したうえ、中に置いてあったわらに火をつけて住宅など2棟を全焼させた疑いがつよまり、警察はきょう放火などの疑いで再逮捕しました。

この火事では、全焼した住宅の寝室で寝ていた石田房治さんが逃げ遅れて死亡しています。

警察によりますと石田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

現場付近ではほかにも5月から6月にかけて民家や空き屋が焼ける不審火が2件起こっており、警察で余罪について調べています。