2009年7月22日 19時7分更新
岡山県内で大雨や地震による災害が起きたときの対策を話し合う会議が22日、岡山市で開かれ、災害の際には、県が新たに導入した消防防災ヘリコプターを、被害の把握や被災者の救助に活用することになりました。
この会議は、災害の際、迅速な対応ができるよう、岡山県が警察などと合同で開いているもので、岡山市北区下石井の会場には消防や自治体など、50あまりの機関の防災担当者が集まりました。
会議の冒頭、石井知事があいさつし、美作市での突風による被害や山口県防府市での土砂災害に触れ、「災害はいつ発生するか予測がつかないため、それぞれの機関が積極的に災害対策に取り組む必要がある」と呼びかけました。
続いて、県の防災計画が話し合われ、大雨や地震などによって災害が発生した際には、先月、県が新たに導入した消防防災ヘリコプターを災害現場の情報収集をしたり、被災者の救助や緊急物資の搬送などを行ったりするのに活用することになりました。
県は、今後、自治体との間で災害時の対応について協議を進めことし10月中には、ヘリコプターの運用を開始することにしています。