2009年07月21日
創造学園大学の経営危機説を追う（２）
創造学園大学の経営危機説を追う（２）
群馬県高崎市にある学校法人『堀越学園』創造学園大学（理事長・学長 堀越哲二）は現在、経営状況が極度に悪化していると言われています。
今月２５日の給料の手当てがまだついていないとの情報もあり、相当無理な資金繰りをしていると考えられます。
９月には授業料などが入るので、それを担保に現在はカネの捻出をしているようですが、まだ確実にその手当てがついていないと関係者から伺っています。
さて、この大学は昨年１２月にも給料やボーナスが払えないで騒ぎが起きましたが、この時には入学金を担保として借り入れ、支払いを行なっています。今回もまた同じようなことを繰り返すのでしょうか？
今、この大学を揺るがす大きな騒動が持ち上がっています。
それはこの大学が発行した学債を巡っての事件です。学債とは会社で言えば社債のようなもので、２３年には満期返済するという証書です。
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写真で掲載したものがそれですが、５千万円のものが４０枚発行されています。総額２０億円もの巨額なものですが、実はこの２０億円の学債は正式に発行されたにも関わらず、実際には学園側にはこのカネは入らなかった。
つまり仲介した業者が何か勝手なことをしてしまったようです。これは刑事事件の可能性も強いので、本来であれば警察に告訴すれば良いのですが、告訴できない何らかの裏事情があるようです。告訴したら今度は自分達も調べられるという恐れもあってか、警察沙汰にしないで解決を図ろうとしています。
元理事長・教員・ＯＢ有志らが 大成学園理事長を背任で刑事告発！
大成学園の元理事長・元評議員・教員・ＯＢ有志によって、学園理事長に対し 刑事告発が行われた。その内容は、学園理事長が群馬県高崎市郊外にある学校 法人堀越学園（現在創造学園大学などを経営）の３ヵ所の土地（告発人による 鑑定価格は２億円弱）を不当に高い金額（６億８千万円）で購入し、学園の資 産を不正に流用したというもの。告発者には、大成労組組合員も名を連ねてい る。
購入にあたり、当初学園理事長は生徒のスポーツや学習の合宿所として利 用可能と説明していたが、交通の便が悪く、市街化調整区域にあるなど多くの 用途制限があり、大成学園としての利用価値はないとしている。 また、この背景には、堀越学園が高崎芸術短期大学を４年制大学（創造学園大 学）とするために、７億円の自己資金が不足していたため、その「肩代わり」 として土地購入を計画したとみられるということである。なお、この土地は現 在堀越学園に年額１７００万円、５０年間の契約で賃貸されている。
今回の事件が明るみになれば、この上記で紹介したようなこともあるので、今度こそ辞めなければ本格的に捜査当局も動き出すのではないかと思われます。
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