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紙屋町地下街シャレオ(広島市中区)を運営する第三セクター、広島地下街開発(同)は21日、コンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパン(東京)の店舗を誘致し、29日に開業すると明らかにした。シャレオのテナント売上高は減少傾向で、本年度も3店が退店を予定。幅広い層が訪れるコンビニで集客力を高める。
シャレオ北通りの中央広場近くに「セブンイレブン広島紙屋町シャレオ店」を開く。地下街へのセブンイレブンの出店は珍しく、女性向けの日用品や化粧品を充実させた店舗となる。深夜は人通りが少なくなるため、営業時間は午前7時〜午後11時とする。
店舗面積は約233平方メートルで、シャレオ全78区画(店舗面積約7120平方メートル)のうち最大の面積を占める。コンビニが出店する区画は今年1月、ファッション衣料のテナントが退店し、空き店舗となっていた。
広島地下街開発は「朝夕の通勤客など、顧客からコンビニ誘致の要望があった。出店による他店舗への波及効果も期待したい」としている。
【写真説明】空きテナント(右)にコンビニが出店する紙屋町地下街シャレオ
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