自民党の山内康一前衆院議員(神奈川9区、当選1回)は21日、細田博之幹事長に離党届を提出した。山内氏は離党の理由について国会内で記者団に、「自分が目指している方向とずれを感じる。公務員制度改革などのスピードが落ち、逆行している印象を受ける」と語った。1月に離党した渡辺喜美元行政改革相との連携に関しては「考え方は近い。いろんな可能性を考える必要がある」と含みを残した。衆院選は無所属でも出馬する意向も表明した。
国民新党の糸川正晃前衆院議員は同日、同党に離党届を提出した。22日に民主党入りし、同党の公認で次期衆院選の福井2区から出馬する。奈良2区から出馬する滝実前衆院議員は21日、民主党入りした。民主党は同日の常任幹事会で滝氏の公認を決定した。
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