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麻生首相会見:【詳報その7止】勝敗ライン「今の段階で安易に言うのは軽率」

Q:NHKです。総理が党内の結束ということだが、離党表明をする議員がいるなど、党内動揺が続いています。本当に一致結束して選挙にのぞむことができるとお考えでしょうか。

A:自民党の結束については、みなさん方にもオープンにさせていただいたうえで、両院議員懇談会の場の雰囲気を見てもらえたと存じます。多くのご意見をいただき、そのおかげで党の団結が確認できたと、私自身はそう思っております。今後、自民党として、改めるべきことは改める。わたし自身を含めて、そう申しあげたとこですが、我々は、我々がやってきた政策に自信をもち、そして、我々が目指すべき日本の未来、いうものにつきましても、自信をを持って、私どもはやっていかなければなりません。いま、離党された方がおられるというお話ですが、わたしどもは、一致団結、いう状況を、いうものは、きょうの両院議員総会に代わる、両院議員懇談会、あの場でも改めて確認をさせていただいたうえ、での話で、私どもはその点に関しては、今後一致団結して当たっていけるもんだと、そう思っています。

Q:フジテレビです。先ほどの勝敗ラインについてすべての候補者が当選するということを目指すという話がありましたが、自民党の幹部からは既に自公で過半数を維持するというのが大前提だという目標が出されていますけれども、一方で過半数が取れなかった場合の総理総裁としての責任についてどのようにお考えになっているかというのが一点と、もう一点は、選挙後の獲得議席数によって、自民公明以外の政党と、政治の安定ということを目標にした場合に、なんらかのかたちで政策理念が一致するグループと連携を図る考えがおありかどうか。おうかがいしたい。

A:我々は政治をやっています。従って、基本は理念です。理念、政策、これが一番肝心なところです。数あわせだけしているつもりはありませんし、理念というものは、お互いにきちんとした政権のなかにあって、お互いに意見を交換し、きちんとした意見を詰め合わせたうえで、我々は自公連立政権というのをやってきたと思っています。

 我々は、ここに国旗を掲げていますが、少なくとも国旗国歌法というのを通した時も自公によって、あの国旗国歌法は国会を通過した、それが我々のやってきた実績の一つです。勝敗ラインについては、さきほど申し上げた通りであって、今仮定の質問に安易にお答えするべきでないと思いますし、むやみにこれぐらいが勝敗ラインなど、どなたが言われたか知りませんが、今の段階で安易に言うのは軽率だと思います。

Q:時事通信です。やはり、与党で過半数割れした場合の、責任の取り方を明らかにしないのはいかがなものか? 総理の話の中にもあった消費増税だが、2011年に景気回復していることを前提に、消費税増税についてお願いするのは、自民党のマニフェストにはっきり書き込むのか?

A:選挙で負けた話を前提にして質問ということに、私が安易に答えることはできるとお思いでしょうか。(語気を強めて)選挙今から戦うのですよ。私どもは、その心構えがなくて、選挙戦などというものは戦えるものではないと思っています。自分のこれまでの選挙戦った経験で、みな力の限り、必死になってあらん限りの力を振り絞ってやるのが選挙です。私はそう思って選挙を戦ってきたつもりです。従ってまだ、解散されたばかり、公示・告示にもなっていない段階で、今からどうするこうするというのは、私どもとしてお答えするところではありません。

2009年7月21日

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