2009/06/28(日) 21:08:05 [公明党(創価学会)]

金大中氏と約束した
在日韓国籍者への「地方参政権付与」

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外国人参政権に積極姿勢 韓国大統領に公明党代表
 公明党の太田昭宏代表は28日、来日中の李明博韓国大統領と韓国大使公邸で会談し、永住外国人地方参政権付与法案について「党として一致して推進していこうというのが公明党の立場だ。国民の理解を得ながら推進していきたい」と述べた。これに対し、李大統領は「公明党は誰よりも進んだ考え方をしている。これからもよろしくお願いしたい」と高く評価した。産経新聞Web) 6月28日付記事より参照のため引用/写真は
産経新聞の同記事より参照のため引用
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カルト教団の自己都合から生まれた「法案」

 国々によっては、その国の外国籍者に対する参政権付与の議論が起きたとしても、その対象が特定の外国籍者に偏らない純粋な事案であれば、あるいは、その国の議会制民主主義の中で、幾度となく「議論」してみる意味合いはあるのかもしれない。だが、公明党が過去に27回、民主党が15回提出している、永住外国人に対する「地方参政権付与法案」には、その「永住外国人」を、(=イコール)在日韓国人に特化する傾向が明らかであり、むしろ、在日韓国人に対する地方参政権付与法案、と認識した方が判りやすくなる。その本質を内包しているのである。

 とりわけ、公明党による提出が最多である理由については、先稿で度々指摘させていただいたことでもあり、読者のみなさまには、すでにご存知の方は少なくないことと思う。いわゆる、かつての韓国の大統領選挙で、韓国の創価学会の布教・教生拡大の政治的保護を得るために、その見返りとして、創価学会が、金大中氏への選挙協力と、日本における在日韓国籍者への地方参政権付与の実現を約束した。その、カルト教団の自己都合をもとにした「法案」である。以って、そもそもが「法案」と呼べる性質にはない。その“代物(しろもの)”が、公明党(創価学会)がご執心の「永住外国人地方参政権付与法案」の正体である。
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不思議な会話

 いわば、カルト教団の教勢拡大、と謂う都合勝手のために、日本の主権を割譲する。それに等しい売国行為である。日本国民の大多数が、「法案」の正体を識れば、そもそも、「とてもじゃないが」、と賛成しかねる内容と経緯にあるはずだ。国思う調査隊(非組織)の調査の中で、たまたま出会った韓国籍者がこう語っていた。

韓国籍者: われわれは日本にとても長く住んでいる。税金も支払っている。NHKだってちゃんと観ている。日本人と変わらない生活をしている。それなのに、地方参政権1つ与えられないのは不合理だ。

筆  者: 個人的に、これまでに、トータルで10年は海外で過ごして来た経験がある。その視点から云えば、住んだ国々のすべてで税金を納めて来たが、参政権を与えよ、という要求は一度もしたことが無い。その国々の主権に関わることであるし、外国人の1人として、そのような発想におよんだことはないが。

韓国籍者: 韓国人を差別して云っているのか?

筆  者: 差別? 実経験から事実を語ることが、なぜ、差別なのだろうか?

韓国籍者: 話している意味が判らない。在日韓国人に地方参政権すら与えないのは、差別じゃないのか?

筆  者: では、お伺いするが、あなたは日本人か?

韓国籍者: 日本人じゃない。在日韓国人だ。
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 海外在住の読者からお便りをいただく機会が少なくないが、いただくどの音信にも、筆者が上記で語っていることと同じスタンスを拝見できる。日本人の粛々とした考えには、その国々での責任や義務の履行が先ずありき、でそれらを抜きにして、権利を要求する精神性にはないことを物語っている。
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五輪の年に、強制連行か

 不思議な会話はさらに続いた。


筆  者: 在日韓国人ということは、在日アメリカ人や在日ドイツ人と同じく、日本では外国籍者であって、日本人とは、区別すべき立場にあるはずだ。

韓国籍者: われわれの苦しみを知らずに、よく云うよ、あんたは。

筆  者: 苦しみ? どのような?

韓国籍者: 強制的に連れてこられて、祖国に帰りたくても帰れない。差別を受けながら日本で生きて来たんだ。

筆  者: 失礼だが、お年は?

韓国籍者: 59だ。この年になるまで、散々苦労して来たんだ。

筆  者: 御寿59歳といえば、1949年か、50年頃のお生まれか?

韓国籍者: 1950年だ。日本に来たのが14の時だ。まだ子供だった。可哀相だと思わないのかよ。

筆  者:14歳とおっしゃると、1964年頃か。東京五輪があった頃かと思う。その年に強制連行で日本に連れて来られた、と云われるのか?


韓国籍者: 莫迦野郎。おまえみたいな若造に何が判る。


筆  者: 丁重にお尋ねしているではないか。どうやって、日本に連れて来られたとおっしゃるのか。

韓国籍者: 黙れ。おまえなんかに話して何になる。
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 こういう「在日1世」も少なくないようだ。日本がお好きではないようで、それでいて、現下の、韓国との飛行機や船の往来が自由な時代にあっても、「祖国」に帰りたくても帰れない、とおっしゃる。なんだかなあ、と溜息が出る以前の事柄のように見受けられる。こうした人々が目立つ国籍者に対して、公明党や民主党が「地方参政権」付与しよう、と力を注いで来たのである。

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戦後に“日本に連れて来られた”と主張する外国籍者が沢山住む公団(調査隊)
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金大中氏の大統領選と創価学会

 上記に触れる「地方参政権付与」の約束事だが、当時を観れば、金大中氏と池田大作の接点の中間には、少なくとも2人の人物が存在していることが、先年判った。金大中氏とは付き合いが古い原田重雄と名乗る“日本人”資産家と、池田大作が信頼する藤井富雄氏(公明党都議)である。藤井氏は1963年の初当選であり、金大中氏事件の当時はすでに都議会公明党の中心的存在であったといわれる。この相関関係は、1997年の韓国大統領選挙の実態を指摘する他国の論説によって明らかになったのである。


 以前に、ジャーナリストの1人からいただいた朝鮮日報社の月刊誌「月刊朝鮮」(2002年5月号)記事(邦訳済み)が1つ参考になった。その中に云く、『1997年の大統領選挙出馬を前に、金大中総裁が日本で秘密裏に公明党幹部と面会した。李姫鎬女史も同行していた。金総裁は、日本の公明党の影響下にある韓国創価学会から支持を得られるように依頼した。韓国創価学会の会員は、嶺南地方に数多く居住しているが、1997年の大統領選で、この地域から金大中候補が予想以上の票数を得た理由はこのためだ。この密談は、金大統領の古くからの長い知人である日本人・原田重雄氏が斡旋した』とあった。

 その後段に、金大中氏が原田氏を通じて藤井富雄氏に、韓国創価学会員の票のとりまとめを盛んに依頼した様子が記されている。原田氏の証言として、云く、『金大中総裁から「何とか頼んでくれ」という連絡があった。大統領選の約一年前、金総裁が訪日。韓国への帰国を控えた早朝8時に面会した。原田マンション (原田氏の所有)の事務所で面会した。公明党の首脳(註・池田大作の代理としての藤井富雄氏)は、周囲の目に触れぬように、裏口から密かに入ってきた。私 (原田)と金総裁夫妻が、公明党の首脳と会った』と。


 この後に、金氏が韓国創価学会の協力を要請した旨が書かれている。また、金大中氏の述懐として、創価学会の選挙協力がなければ、大統領選には勝てなかった(要旨)ことが記されている。同記事はあくまでも参考資料に過ぎないが、当時の事の推移と見事に符合している。その一方で、公明党は他国の大統領選に創価学会が深く関与した事実が露呈するようなことになれば「困る」。そのため、日本の一般会員に対しては、事の次第を一切秘密にしていたのである。金大中氏への選挙協力と「地方参政権付与」実現の見返りは、金大中大統領(当時)による韓国創価学会へのあくなき擁護であった。果たして、「金大中大統領」誕生以降、一時的にではあるが、他国では衰亡の一途をたどる創価学会が、一時的であったにせよ、韓国に限っては爆発的な勢力伸張を見せたのである。そして、韓国は以前にも増して、変な国になった。
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【筆者記】

 昨日(6月27日)の勉強会で、参加くださったご婦人の1人から、国思う活動の中で「紙芝居」を採り入れたらどうか、との提案をいただいた。その時は、思い浮かぶイメージが無かったのだが、しかし、一晩眠り、はたと閃くものがあった。

 紙芝居といえば、要するに、子供向けのプレゼンテーションである。それなら、子供たちが学校では習わない事柄をテーマにした、紙芝居があれば有意義かも知れない、と。たとえば、トルコとの友好の絆を深めた「エルトゥールル号」の実話や、現地の民間人に1人も犠牲者を出さなかったパラオ・べりリュー島の英霊と桜の逸話。激戦下にあって、危険を顧みずに、海で遭難した英国将兵422人全員を救助した駆逐艦「雷」の工藤艦長の逸話など。魂を誇れる実話はいくらでもある。自転車と簡素な装備があれば、紙芝居を随所で上演できる。果たして、紙芝居に許可が要るのか、どうかの調査も含めて。一考してみたく思う。秀逸なご提案に感謝する。

 こだわるようだが、強制連行が本当にあったのか。また、戦後に本当にあったのか、どうか。地方参政権付与が、日本の次世代を守るために適正な法案であるのか、どうか。創価学会のようなカルト教団がいつまでも政党を保有していて良いのか、などを問う、大人向けのテーマの紙芝居もあれば、有意義なのかもしれない。以上、記事を参照し、雑感ながら小考を報告する。
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 読者のみなさまにはお忙しい中、ご訪問をいただき感謝します。ここに、新たに記事をアップさせていただけたことを有難く思います。 拙い記事に対し、国思う有志、読者のみなさまよりいただく、内容を的確にフォローくださるコメント、アドバイスに感謝します。一 日一日を大切に、みなさまと共に考え、真実を共有できればと願っています。事実を指摘する批判は「悪口」ではなく、真実を掘り出し、その共有のために不 可欠です。また、真実の共有はすべての第一歩です。正論は真実から生まれ、良識の声は必ず力になります。体調が少々落ちた束の間の陥落。挽回します。国思うみなさまからお預かりしているポジション を、どうか、守らせてください。辛抱強く支えてくださるみなさまから、いただく日々新たな応援に心より感謝します。  

 日本は毅然とあれ!
 

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