社会
37年ぶり、基準値超のPCB検出 高砂西港
1972年に有害物質・ポリ塩化ビフェニール(PCB)が検出された高砂市の高砂西港で今年、基準濃度を超えるPCBが37年ぶりに検出されたことが21日、同市の調査で分かった。
高砂西港では74〜76年、汚染元とされた2企業が海底の汚泥をしゅんせつし、盛り立て地に封じ込めた。同市は77年から、経過観察として同港の底質調査を続けてきた。
今年5月に調査した3カ所のうち1カ所で、基準値の1・07倍に当たる、1キログラム当たり10・7ミリグラムのPCBを検出。2004〜08年の調査では最高値は4・1ミリグラムだった。
同市は「PCBが基準値を上回った原因は分からないが、盛り立て地から漏れだした可能性は低い」としている。今後、除去の必要性などを判断するため、同港を管理する県に国の基準に沿った精密調査を求める。
(宮本万里子)
(7/21 22:55)
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