若杉弘氏死去 新国立劇場オペラ芸術監督若杉 弘氏(わかすぎ・ひろし=指揮者、新国立劇場オペラ芸術監督)21日午後6時15分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去、74歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行い、後日お別れの会を開く。喪主は置かない。 東京芸大卒業後、欧州に渡りドレスデン国立歌劇場常任指揮者、バイエルン国立歌劇場指揮者に就任。帰国後は東京都交響楽団音楽監督・首席指揮者、滋賀県立芸術劇場「びわ湖ホール」芸術監督、NHK交響楽団正指揮者などを歴任し、日本の代表的なオペラ指揮者として知られた。 07年に新国立劇場オペラ芸術監督。ワーグナーらドイツ系作曲家の作品を得意とし、現代作品も積極的に上演した。東京芸大名誉教授。日本芸術院会員。 08年に急性すい炎で入院、療養を続けていた。 【共同通信】 |
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