【9:157】( ^ω^)は島を守るようです- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 20:48:11.61 ID:Oedsn3/e0
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( ^ω^)は島を守るようです 中編 ※注意 この話はそこかしこに厨二要素と独自用語が出て来ます。 あらすじ 新時代のエネルギー、セイクリッドの発見により、人々の生活は豊かになった反面、各国のパワーバランスの 変化によって地域紛争が多発し、世界情勢は不安定な様を見せていた。 だが、突如としてフェイスと呼ばれる人ならざる異形の存在が現れ、争いは人々とフェイスとの争いに移行していった。 セイクリッドの光を求め圧倒的な物量で侵攻してくるフェイスに、多くの国が淘汰され、世界は滅びの一途を辿る。 そんな世界の中で、内藤ホライゾンは今日も終わりの見えない戦いに身を投じる。 セイクリッドを動力とする、人型兵器セイクリッド・アームズ(Sacred Arms)に乗り、生きる為、 守る為にこの空を駆ける。 未来という希望の光を信じて。 前話はこちらから ブーン文丸新聞さん ttp://boonbunmaru.web.fc2.com/rensai/island/island.htm ブーンがまとめブログを武器にさん ttp://boon-fiare.seesaa.net/article/123656277.html まとめていただき感謝。 注意書き書いた割には今回は厨二分が大幅に下がってるような気がします。
- 148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/22(水) 00:08:13.64 ID:HOGNEgge0
- し え ん
- 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/22(水) 00:08:53.18 ID:VY9VrgQGO
- しえん。
- 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/22(水) 00:09:06.88 ID:0QlP54yk0
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悲しみを背負った真っ白い背中。 自分と同じ年の、まだ成熟していないはずの背中はとても大きく、そして遠くに感じた。 ( ^ω^) きっと泣いているのだと思った。 でも、振り向いた内藤の顔にはいつも通りの穏やかな笑みが浮かんでいた。 ξ゚−゚)ξ「……泣かないんだね」 ( ^ω^)「それも約束したんだお」 辛くとも、悲しくとも泣かない。 泣いても何も変わらない。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/22(水) 00:10:09.56 ID:VY9VrgQGO
- しえーん
- 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/22(水) 00:10:50.66 ID:44oP0j7pO
- さあ支援だ
- 153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/22(水) 00:11:09.46 ID:0QlP54yk0
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ξ゚−゚)ξ「どうしてそんなに強くなれるの?」 自分と同じ年のはずの幼馴染。 自分が知り様もない、過酷な空を飛ぶ内藤が自分より強くてもそれは当たり前なのかもしれない。 それでもツンは悲しかった。 一人強く立つ内藤が、自分とは別の世界にいるようで。 涙を見せない内藤が、本当はとても悲しく、辛いのを歯を食いしばって堪えているように見えて。 ξ;−;)ξ「どうして……そんなに……」 そう思うと、いつしかツンの頬を涙が伝っていた。 それは止め処なく溢れ、島に落ちる。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/22(水) 00:11:13.52 ID:HOGNEgge0
- 支援す
- 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/22(水) 00:13:11.58 ID:0QlP54yk0
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( ^ω^)「この島を、皆を守りたいから、強くなれるんだお」 内藤は言う。 ツンのよく知る幼馴染のブーンの顔で。 ツンのよく知る幼馴染のブーンならそう考えるであろう答えを。 本当は聞くまでもなく、ツンはその答えを知っていた。 内藤が強くなれる理由、この空で戦う理由を。 ( ^ω^)「守りたいんだお。島の皆の笑顔を。そして……」 ξ;−;)ξ「そして?」 ( ^ω^)「泣けない自分の代わりに、泣いてくれる心優しい女の子を」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/22(水) 00:13:33.75 ID:HOGNEgge0
- しえん
- 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/22(水) 00:15:37.00 ID:0QlP54yk0
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それからしばらく、ツンが泣きやむまで二人はその場に立ち尽くしていた。 無言で、ただじっと。 二人だけの時間を、静かに蒼を湛える空の下で。 ( ^ω^)「そろそろ帰ろうかお?」 ξ--)ξ「……そうね」 どのくらいの間そうしていたのかわからない。 日は傾き、蒼かった空は茜色に染まりつつあった。 ( ^ω^)「お腹空いたお」 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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