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指揮者・若杉弘さん死去 新国立劇場芸術監督

2009年7月21日23時2分

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写真若杉弘さん

 日本を代表する指揮者で、新国立劇場芸術監督の若杉弘(わかすぎ・ひろし)さんが21日午後6時15分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。74歳だった。葬儀は近親者のみで行う。後日、お別れの会を開く予定。連絡先は新国立劇場(03・5351・3011)。

 東京芸大卒業後、NHK交響楽団研究員、読売日本交響楽団指揮者を経て独・ケルン放送交響楽団の首席指揮者に。81年には東洋人として初めてライン・ドイツオペラ音楽総監督になり、その後もドレスデン国立歌劇場音楽総監督を務めるなど、ドイツを中心に世界のひのき舞台で活躍を続けた。

 故岩城宏之、外山雄三らとともに、日本の多くの作曲家の作品を初演。07年に新国立劇場の芸術監督に就任し、昨年2月は山田耕筰の「黒船」を、今年6月には清水脩の「修禅寺物語」を坂田藤十郎の演出で上演するなど、日本人作曲家の作品の復活上演に精力を傾けた。

 びわ湖ホール芸術監督、東京芸大教授などを歴任。日本芸術院会員、92年度に朝日賞を受賞した。

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