「山行が」の歩き方


@

「山行が」は、私が日本各地(主に東北と関東地方)の変わった道を実走したレポートです。

私は自分が興味を引かれた道をチャリで実走、或いはこの足で実踏し、レポートとして皆様に紹介します。
その多くは廃道や旧道、あるいは廃線跡などといった、活躍の旬を過ぎた道たちです。
余り使われなくなった道には、本来道にはあってはならない多くの危険が待ち受けています。それらをどのように回避し、立ち向かっていくか。
そこが、私の最も興奮する場面であり、レポートのウリでもあります。



A

 当サイトの主な内容は、次の5つです。
  •  道路レポート   廃道や旧道が主ですが、未開通の道路などもあります。
  •  廃線レポート   廃線跡や林鉄跡の他に、未開通のまま放置された未成線も紹介。
  •  隧道レポート   古いトンネルですが、一筋縄では通らせてくれません。
  •  ミニレポート     短編のレポートで、ジャンルは様々です。
  •  変なもの発見!  旅先で見付けた笑える看板や標識の紹介です。

 これらのメインコンテンツは、メインメニュー左側上部に、それぞれの入り口となるリンクが並んでいます。




B

 当サイトの代表的なレポートを紹介します。

現在、200編を超えるレポートがありますが、その中から各カテゴリの代表作を紹介します。
これらのレポートを初めにご覧頂ければ、廃道や廃線がどんなところなのか、またそこを歩く事の難しさや楽しさを、感じて頂けると思います。



道路レポート代表作 (1)

岩手県主要地方道 葛巻安代線 黒森峠

・所在地
岩手県岩手郡岩手町〜葛巻町
・全長
約18km
・探索日
2005.4.27

点線で描かれた県道の正体は?

概 要

果たしてそこに車道は存在するのか?!
そんな疑問を解決すべく、私は北上高地奥深くに潜む、一本の県道に挑んだ。
それは、前代未聞の、大空によって切り取られた道だった。


廃線レポート代表作 (1)

奥羽本線旧線 赤岩地区

・所在地
福島県福島市
・全長
約2km
・探索日
2004.11.20

奥羽山脈、幻の明治廃線跡

概 要

奥羽山脈のただ中、険阻な谷底に、途切れ途切れの痕跡を覗かせる廃線跡がある。安全な場所からは遠目に眺めることさえ難しく、近づく道は無いという。
世紀の山越えに挑んだ、明治の鉄道マンたちの戦いの跡。そこに我々は何を見たか。


隧道レポート代表作

東北本線旧線 有壁隧道 有壁側

・所在地
宮城県栗原市
・全長
241m
・探索日
2005.3.16

山行がの秘密兵器、出動!

概 要

明治23年竣工、大正13年廃止。
筋金入りの古隧道は、おぞましい廃隧道でもあった。
不気味な沼の向こうに口を開ける、煉瓦の坑口。その内部へ侵入するために持ち出した秘密兵器とは?!


道路レポート代表作 (2)

十和田湖 八甲田山 連絡道路

・所在地
青森県平川市〜十和田市
・全長
約24.5km
・探索日
2004.6.16

八甲田山、幻のスカイライン。

概 要

昭和初期、十和田湖と八甲田山とを結ぶ壮大な観光道路が計画された。そして、実際にほぼ完成するところまで工事は進んだという。だが、今日そのような道はどの地図帳にも描かれていない。
果たして、雲上の楽園に、幻の道は存在するのか?!


廃線レポートの代表作 (2)

第二次 和賀計画

・所在地
岩手県和賀郡西和賀町〜北上市
・全長
測定不能
・探索日
2004.10.24

水没廃線に許された一夏。

概 要

ダムに沈んだ街や駅、そして隧道…。
永遠に封印されたと思われた彼らが、ダムの改良工事に合わせ地上へと甦る! おそらく、もう二度と再現できぬ探索。湖底の隧道、その奥深くで遭遇した、謎の生物の正体は?!


道路レポートの代表作 (3)

一般都道204号日原鍾乳洞線 旧道

・所在地
東京都西多摩郡奥多摩町
・全長
約2.5km
・探索日
2007.1.16

都下最凶の廃道に挑め!

概 要

東京へ引っ越してきて僅か10日後。私は一人、まるで何かに誘われるように、この絶壁のほとりに立っていた。誰も見たことのない景色を求め。
立ちはだかるは、都下最凶と恐れられた、天を突く大崩崖!





C

 読者の皆様へ、お願いとお知らせ。
■採点へのご協力をお願いします。
多くのレポートの最終回末尾には、そのレポートを採点して頂くためのフォームがあります。また、合わせて感想や誤字脱字のご指摘などを頂くためのテキストボックスを用意しております。頂いた得点やご感想は今後のレポート作成の参考にしますと共に、作者のモチベーション高揚に効果があります。採点だけでももちろん構いません。

■あなたがお持ちの情報を、教えて下さい。
あなたやあなたのお知り合いが、もし当サイトで取り扱っているような道の情報をお持ちでしたら、ぜひ私に教えてやってください。
情報提供ページは、メインメニュー上部に「ポストのマーク」がありますので、そこからお入り下さい。どんな些細な情報でも結構です。よろしくお願いします。

■もし実際に廃道へ行くときは…
当サイトをご覧になって、実際に廃道へ行ってみたいと思われたとしたら、それは大変光栄なことです。そこには、モニタの前では味わえない興奮と感動の体験が待っているでしょう。
でも、現役で使われている旧道は別としても、山の中にある廃道は多くが危険な場所です。立ち入り禁止となっている場合も少なくありません。
もしそのような廃道へ行くときには、次のことだけは守って下さい。 私も気をつけます。
  • 無理をして遭難したり、事故に遭ったりしないように、気をつけましょう。
    多くの人を悲しませてしまうばかりか、道が塞がれてしまう原因になります。
  • ゴミを捨てないで下さい。タバコやたき火の不始末などで山火事を起こさないようにして下さい。不法投棄は大きな社会問題になっており、道が塞がれる最大の要因となっています。
  • 沿道に住んでいる人にとって大きな迷惑となるような行為、たとえば【人家の近くで大声を出す】【深夜の訪問】などはしないようにしましょう。
  • 一般道でなくなった廃道などは、他の多くのアウトドアスポーツと同様に、完全な自己責任のフィールドです。
    立ち入り禁止などの警告を無視すれば、その後に何が起きても責任は全て自分で負うという事を、肝に銘じて下さい。

 それでは、「山行が」をごゆっくりとお楽しみ下さい!!




  山行がの「メインメニュー」へ


 ビギナー向け用語集へ 
2007.7.18書く
背景画像は群馬県吾妻郡嬬恋村にある小串鉱山跡付近
2007.06撮影