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2009/06/09 20:05 KST
国産人工衛星がUAEへ、2度目の海外輸出


【大田9日聯合ニュース】衛星システム開発専門のSaTReCi(サトレック・アイ)は9日、アラブ首長国連邦(UAE)の注文を受け開発した小型人工衛星「DubaiSat−1」を、11日に発射場所のカザフスタンに移す予定だと明らかにした。23日ごろバイコヌール宇宙基地に到着し、最終点検を経て、来月25日に打ち上げられる。

 国産人工衛星が海外に輸出されるのは、同社が製造しことし4月にマレーシアに輸出した「RazakSAT」に続き、今回が2度目。

 サトレック・アイによると、「DubaiSat−1」は同社がドバイ政府の出資機関と共同開発した、直径1.2メートル、全長1.25メートル、重さ180キログラムの小型人工衛星。高度685キロメートルから、地上にある2.5メートルの大きさの物体が識別できるカメラを搭載し、地球の周囲を回りながらドバイの自然災害や環境変化を観測する。韓国は2006年4月にフランス、英国、米国、イタリア、ウクライナ、南アフリカ共和国などとの競争を経て、事業費2000万ドル規模の同衛星製造事業を受注した。

 サトレック・アイは韓国初の小型人工衛星「ウリビョル(わたしたちの星)」を開発したKAIST(韓国科学技術院)人工衛星研究センターの研究員らが1999年12月に設立した、店頭株コスダック市場上場企業。

UAEに輸出される人工衛星(サトレック・アイ提供)=9日、大田(聯合ニュース)