野球に挑戦する大正時代の女学生を描いた神楽坂淳さんの人気ライトノベルをアニメ化した「大正野球娘。」(TBS系)の放送開始を記念して7月18日、東京・秋葉原のアソビットゲームシティで出演声優が参加するイベントが開かれる。原作を出版する徳間書店が発表した。
「大正野球娘。」は大正14年、良家の子女が集う女学院に通う洋食屋の一人娘・鈴川小梅は、親友で社長令嬢の小笠原晶子から「一緒に野球をしていただきたいの」と声を掛けられ、思わず承諾してしまう。だが、9人集まるのか、道具は何を使うのか、ルールも分からないことだらけ。男尊女卑の世間に一泡吹かせたいと、男子チームに勝つためにセーラー服のすそをはためかせ、野球に青春を懸ける乙女たちの物語。
イベントには、主人公の小梅役の伊藤かな恵さん、晶子役の中原麻衣さんが参加、トークショーやクイズ大会を行う。参加は、アソビットゲームシティ4階か、アソビットキャラシティ1階店頭で、原作小説1~3巻とコミックス1~2巻からそれぞれ1冊以上、計2冊以上を20日以降に購入した先着150人に整理券を配布。伊藤さんと中原さん、神楽坂さんのサイン入り色紙がプレゼントされる。
マンガ化もされており、コミックス2巻が20日、ライトノベル3巻が19日に発売予定。アニメはTBSで7月2日深夜1時59分から、MBSは同9日深夜1時55分から、CBCは同16日深夜2時から毎週木曜日に放送する。【栗原拓郎】
2009年6月17日