アスベストについて

 

アスベストは石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれる天然の鉱物繊維で、昭和30年~50年頃まで大量に輸入され、鉄骨造建築物の柱や梁などに吹き付けられ多用されていました。また木造でもスレートの屋根や外壁材のサイディング、水道管など目に見えない部分に使われていることもありました。

asubest.bmp 天井に吹き付けられたアスベスト

アスベスト繊維は目に見えないほどの細かく軽い為、これが凝固している状態ではそれほどの問題はないのですが何かの要因で空気中に飛散した場合、吸入すると肺がんや悪性中皮種、アスベスト肺など様々な病気を引き起こす原因になります。昨今ではこうした健康への悪影響が取り沙汰され、下記の内容が掲げられました。

 
石綿等の全面禁止等に係る労働安全衛生法施行令等の改正について(厚生労働省)

「アスベスト問題への当面の対応」(平成17年7月29日 アスベスト問題に関する関係閣僚による会合)における「アスベスト含有製品について、遅くとも平成20年までに全面禁止を達成するため代替化を促進するとともに、全面禁止の前倒しも含め、さらに早期の代替化を検討する。」との方針等を踏まえ、代替が困難な一部の製品等を除き、「石綿製品の全面禁止に向けた石綿代替化等検討会」において、専門的見地から検討を行った。
その結果を踏まえ、石綿等の製造等の全面禁止を行うため、労働安全衛生法施行令について所要の改正を行うこととする。

解体するときは各自治体によって指導要綱に多少の違いはありますが、調査を行いアスベストの確認がされた場合は解体施行届出書の提出が必要です.。


ヤワタ工業ではこれらの一連の動きを受けて、解体工事・改修工事・内装工事の際にはアスベスト含有分析・浮遊測定を行っており、次に自治体への届出、その後のアスベスト除去作業も承っております。

社員は皆石綿除去作業の資格を有しており、弊社のアスベスト対策は万全となっております。

どうぞお気軽にお問い合わせください。


 
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