反町の「富珍楼」でヤキメシ、餃子
泉町の交差点にある中華屋さん。
前からただならぬ何かを感じていたのだよ。
今回、意を決してドアを開けると・・・
そこには居間が・・・かなり雑多な家庭の居間空間が広がっていた!
雑然と重ねられた雑誌や漫画、そしてなぜかバイオリンケース・・・
ドリンク冷蔵庫には中華とは関係の薄そうなまかない品がギュウギュウに詰まっている!
場末の一杯飲み屋のような環境に高齢のバァさんが2人!
おお、踏んだか、地雷を踏んじまったか!
メニューは少なく、ごく一般的な中華屋のもの、値も安め。
とりあえず、オシっぽい2品を頼んだよ。
餃子がやってきた。
なんとバァサンがヨボヨボやってきて、お皿に酢醤油を作ってくれるの!
なんて、サービス!ここはグランメゾンか!優しすぎる!
皮がモチモチッとしてて不思議食感。
野菜主体の餡も甘くて・・・餃子では無いなにかを食ってるような新感覚。
ヤキメシ!
いや、こんなの初めてだ!蒸し寿司みたいなルックス!
やけに時間がかかると思っていたらこんな細工をしていたのか!
チャーシュウと薄焼き卵を散らした下には、
ウェットな具無しのヤキメシが詰まっている。
味的には正直、ぐっと来ないのだが、
オバァちゃん食というか独特の文化を育んでいて渋すぎる。
万人には逆立ちしてもオススメできないのだが、
好きな人は一度経験しておかねばならぬような、そんな気もする。
最後は扉を開けてくれ、お見送り。
バァさんが優しい!
オススメ: ★
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