2009年7月18日11時37分
青森県教育委員会は17日、女子高生に痴漢をしたとして、三戸郡の中学校の男性教諭(39)を懲戒免職処分にした。教諭は6月22、23日、岩手県内のJR東北線の列車内で女子高生の尻を触ったり、駅のエスカレーターで携帯電話のカメラでスカートの中を盗撮したりした事実を認めているという。
県教委によると、両日は学校が休みで、教諭は痴漢をするために泊まりがけで岩手県に出かけた。登下校の女子高生計8人に対して痴漢行為に及んだという。
教諭は同月23日、JR盛岡駅の改札を出たところで、「痴漢に似ている」という被害女性の証言を聞いた鉄道警察隊に呼び止められ、痴漢を認めたという。
県教委の調べに対し、教諭は痴漢を「03年6月ごろから年数回やった。欲求を抑えられなかった」と話しているという。教諭は国語を教え、1年の学級担任と女子ソフトテニス部の顧問を務めていた。書類送検などの刑事処分はまだ受けていないという。