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2009年7月20日(月) 19:10 |
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突風メカニズム解明へ調査始める
19日夜、美作市で竜巻かダウンバーストと見られる突風が吹き、民家など70棟以上に被害が出ました。
一夜明け、復旧作業が行われた現地に気象台は職員を派遣し突風のメカニズム解明に向けての調査を始めました 突風の影響で大きな被害が出た美作市安蘇地区と下山地区で調査を行ったのは、岡山地方気象台の職員4人です。 去年10月、全国の気象台に設置された気象庁機動調査班としての活動で聞き取り調査などを行いました。 美作市安蘇地区と下山地区では、昨夜7時ごろ突風が吹き、民家2棟の屋根が飛ばされるなどして全壊、88歳と78歳の女性が割れた窓ガラスなどで軽いけがをしました。 美作市が設置した災害対策本部によりますと、民家の損壊は73棟にのぼり、住民は小雨が降る中、早朝から家の修理や後片付けなど復旧作業に追われました。 また、現場近くの集会所には突風の被害にあった1世帯6人が避難しており、地域住民らによる炊き出しも行われました。 聞き取り調査を行った気象台によりますと昨夜、突風が発生した時には様々な方向に風が吹いていたということです。 岡山地方気象台では、突風は強い下降気流でおきるダウンバーストという現象か竜巻と見て調査を進めており、今後は、調査結果をもとに気象庁などが突風の正体を判断することになるということです。
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