サブカテゴリー

朝青龍、痛恨2敗目…白鵬、琴欧洲は全勝守る

2連敗し、支度部屋に引き揚げる横綱朝青龍
2連敗し、支度部屋に引き揚げる横綱朝青龍
Photo By 共同

 大相撲名古屋場所9日目(20日・愛知県体育館)横綱朝青龍が大関千代大海に力なく引き落とされ、連敗で2敗目を喫する波乱があった。  横綱白鵬は関脇鶴竜を、大関琴欧洲は大関魁皇をともに寄り切って全勝を守った。琴光喜が日馬富士との大関対決をはたき込みで制し、全勝の2力士をただ1人、1敗で追う展開となった。日馬富士は3敗となり、今場所後の横綱昇進の可能性が消えた。千代大海と魁皇はともに5勝4敗。  十両は北勝力と若の里が1敗でトップを堅持。





 ≪右肩痛めた様子の朝青龍≫千代大海の突っ張りを一方的に受けて体勢が崩れると、あっけなく引き落とされた。朝青龍は悔しさからか、支度部屋で報道陣に背を向けて座った。まさかの2連敗に武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「きのう、きょうと下半身に粘りがない」と苦言を呈した。

 過去の対戦で28勝8敗と圧倒し、調子の上がらない大関に完敗。痛みを抱える左ひじに加え、この日の帰り際には右肩に湿布を張っていた。時折ため息をつく姿が痛々しい。

 足早に支度部屋を出た朝青龍を報道陣が追った。右肩の状態については「大丈夫だよ」と吐き捨てるように言い、右肩が上がらないかと聞かれると「うん」と力なくうなずく。覇気が感じられず「相撲にならない」と険しい表情で話した。

 審判長として一番を見守った師匠の高砂親方(元大関朝潮)は「体が動いていないから勝てない。(優勝は)非常に厳しいと思う」と早くも“終戦”をにおわせた。手負いの横綱は果たして巻き返せるだろうか。 取組結果

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年07月20日 18:04 ]

関連ニュース

読み込み中..

PR

関連写真

読み込み中..

ニュース

クイックアクセス

テニス

ゴルフ

大相撲

Go!アスリート

  • ヴィーナスアスリート

新製品

スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲