2009年7月20日 19時13分更新
岡山市に住む夫婦と娘の親子3人が現代アートや写真などそれぞれの得意の芸術分野の作品を紹介する展示会が岡山市で開かれています。
これは、岡山市に住む現代アート作家の福本美奈子さんが夫と娘の3人で開いたもので、会場には、3人の作品およそ20点が展示されています。
このうち福本さんの現代アートの作品は古いびょうぶに土を塗って土壁の茶室の雰囲気を表現したもので、狭い茶室に閉じこもることで感情があふれ出てくる様子を白い絵の具を勢いよく塗って表しています。
夫の幸雄さんは、得意の写真の作品を展示していて県内各地をまわって撮影した火の見やぐらの写真を通して、かつてはどこでも見られた火の見やぐらが減っていく寂しさを伝えています。
さらに娘の辻志帆さんはコンピューターグラフィクスで亡くなった友人への思いを表現した映像作品を展示しています。
この展示会は、7月23日まで、岡山市北区天神町の上ノ町会館で開かれています。