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村上春樹氏は何故あれほどの支持をうけるのでしょうか? どこに魅力を感じるのです...

howhow0055さん

村上春樹氏は何故あれほどの支持をうけるのでしょうか?
どこに魅力を感じるのですか?
ファンの方には大変申し訳ないのですが、私には村上春樹の世界がいまひとつピンときません。

でも村上氏が影響をうけた・・・と思われるフィッツジェラルドは好きです。
ヘミングウエイも、、、、二人の本は100年過ぎても残る本、村上氏はそんな本を本物と、そのようなことを書いておられたように記憶していますが、
はたして村上春樹の本は、100年、200年たっても残るのでしょうか・・?

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knp_you567さん

100年後、200年後の評価は解りませんが、昭和後期と平成を代表する作家として名を残すとは思います。
国内のみならず、海外でもネームバリューが高いですから。

未来の授業でも、今の時代の代表的作家を取り上げるとしたら、客観的に考えても村上春樹が出てくるのではないでしょうか。
ただ村上作品はアメリカ文学が土台なので、日本文学の本流とは言えません。
アンチテーゼ的なスタンスで大きな成果を上げた作家、として紹介されるかもしれないですね。


>私には村上春樹の世界がいまひとつピンときません。

読書の傾向とマッチしないだけだと思います
私も、東野圭吾や宮部みゆきの良さがピンときていませんが、実際は二人とも大ベストセラー作家なんですよね
誰でも、売れている本を数ページで放り投げることはよくありますよ。

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質問した人からのコメント

  • 確かに自分の傾向とマッチしていないからだと思います。でも村上春樹は今の時代を象徴する何かを持っているのは感じています。ケルアックの路上のように・・。
    それ以外にも沢山の回答ありがとう御座いました。正直、どの回答もマトを得ていて選ぶのは非常に難しいことでした。
  • コメント日時:2009/6/5 13:52:49

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ninth0311さん

クラシック音楽とジャニーズや売れ線音楽の違いです。

村上春樹はクラシック音楽。

クラシックは一部分が素晴らしいというのではなく、それこそ聞く人や、聞く時の耳の傾けかたによって楽器の音色、激しさ、全体の流れなど、心への響き方まるで変わります。

ただそれをどの部分も、盛り上がりがなく、坦々としていていまいちだ、という人もいます。

そういうひとはAメロがあって、Bメロがそれに続き、サビ、Cメロ、大サビ、と決まりきった盛り上がりを期待し、それに満足します。

その言うならば、売れ線の曲の流れというのは、いきなりそこに表れたものでもなく、今までの歴史、これがいい歌なんだという自分の中の先入観の上で成り立っています。

それは曲だけではなくどんな分野にも当てはまることだと思います

なにより村上春樹の小説が多くの人の共感を呼び、その反面受け入れない人が大勢いるのもそこがポイントだと思いますよ。

彼の小説は売れ線にはまずなりません。

売れ線というのは、多くの人間がそれに近い商品を作ることによって、多くの人にこれが人気で面白いんだという意識を与えます。

さらに自分の中でもこれが面白いという基準を作り出し、それと反する物には少なからず違和感を感じてしまいます。無意識、または意識的に。それがどんなに心引かれる作品だとしても。

ですからこれが売れ線なんだ、と無意識に強く刷り込まれている人間にとっては村上春樹の魅力に引き込まれるということはそう簡単には訪れないでしょう

村上春樹ような小説を書く人間が多くでてくる時代になったのなら話は別ですが、それは今の所ではまずないでしょう。今の所というよりも、この先もきっとないと思います。

なぜなら本来人間はそのような集団心理や他と同じ感覚、思考を最初から持っているのではなく、集団で生きていく中で後天的に取得していくものなのです

そして村上春樹は後天的で得たもので小説を書いてはいません。

多くの経験で得たものを糧に、生まれ持った自分の物語を書いているのです。

その生まれ持った自分の物語は誰にでも本来はあります。

ボクにもあなたにも。もちろん今売れ線の小説や音楽を提供している人達にもあるはずです。

しかし、その生まれ持った物語に大抵の人間はこの世界で後天的に得たもので蓋をして体の奥の方にしまいこんでしまいます。

それは悲しいことですが、それが集団での幸せ(当たり障りのない)を手に入れる一番問題の少ない方法であり、自分を守る盾でもあります。

でもまれにそれに蓋をせず表に出せる人間がいます。それが村上春樹であり、また人に優れたアーティストと呼ばれる人間でしょう。
しかしその生まれ持ったものは人それぞれ多少なりとも違います。僕らの顔、手の平が一人一人違うようにその持って生まれる物語も違います。ですから村上春樹の小説が売れ線になることはないのです。

しかし覚えておいてください。
本当に素晴らしいという物は、集団で考え不必要にひねくり回され、肉付けされた「物」ではなく、どこか大自然の中で発見され

る、磨かれる前の原石、または生まれたての赤ちゃんのように純粋なもの。そうは思いませんか?

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  • 編集日時:2009/6/1 14:48:01
  • 回答日時:2009/6/1 14:44:14

chika_remark_0525さん

趣味や感性の問題だと言ってしまえばそれまでですが…

村上春樹さんの作品の個性ある空気、
真似しようとしてもできない世界、
それこそが最大に評価されてる部分じゃないでしょうか。

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ramanejyanさん

私も読む気がしません。なんか、偽善者のような気がしてしまうんです。
胡散臭いというか、頭いいでしょ俺ら、みたいな空気が、なじめないです。

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mihteeeさん

吉本隆明氏が言うには世界文学たりえてるからといってました。

私も彼の魅力がまったくわからないし
世界文学>日本文学っての自体に賛成しかねますが。

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aldente0414さん

村上春樹が現在あれだけの支持を受けているのは彼の小説の「間口の広さ」、言い換えれば大衆性が要因になっているのだと私は考えています。

おそらく、多くの人間がいわゆる「純文学」としてではなく、伊坂幸太郎や東野圭吾の作品のような大衆小説と同じように村上春樹作品を読んでいるのではないでしょうか?
もちろんそのように気張って読む必要がないというのも作品の魅力の一つなのだと思いますが。

それでも文学作品としての村上作品の批評は活発にされていますし、過大評価の是正はあるにしてもちゃんと後世まで残るのではないかと思います。もちろん、100年先のことなんで自信はありませんが……。フィッツジェラルドのように過去の人として扱われて、数十年経ってから急に再評価されるという例もありますし。

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a_story_report_asouayanaさん

つらい現実が訪れるべき場面では
きまって彼の作品では起こりえない物語の展開を見せ
不安感から保護をされた展開を見せます。
この”心苦しい”が存在しない安心感を愛する読者が多いのでしょう。

100年、200年後も一部のマニアは村上春樹の作品を敬愛するでしょう。

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