最終更新: 2009/07/20 13:47

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拳銃と実弾所持容疑で東京・中野区の有名ナイフ店経営者を逮捕

有名ナイフ店の経営者が、拳銃と実弾を所持していた疑いで逮捕された。
逮捕された東京・中野区のナイフ専門店経営者・丹羽義典(には・よりのり)容疑者(47)は、メディアにたびたび登場し、犯罪の多発を嘆いていた。
2008年1月、丹羽容疑者は「ナイフというのは、人類最古の人間が発明した立派な道具なんで、これを犯罪に使うというのは、ちょっと悲しいですかね」、「もの(ナイフ)を取り上げるだけじゃなくて、モラルの方を育てていただきたいとわたしは思いますけどね」などとモラルの大切さを説いていた。
さらに、丹羽容疑者の店のウェブサイトには、警察からの感謝状まで掲載されていた。
ところが、丹羽容疑者ら2人は、路上でバッグの中に拳銃1丁と実弾5発を隠し持っていたとして現行犯逮捕された。
丹羽容疑者の自宅マンションからは、さらに拳銃2丁と実弾58発が見つかった。
逮捕容疑を認めているという丹羽容疑者は、「銃刀法改正でナイフの売り上げが伸びなくなった。店の経営が悪くなって、銃を売っていた」と供述している。
秋葉原の無差別殺傷事件で使用され、2009年1月から所持が禁止となったダガーナイフ。
7月4日までに廃棄するなどしないと違法になるため、警察は最寄りの警察署へ持ち込むよう呼びかけていた。
マンションの大家は「家賃はたまってますね、もう5カ月分かな。1月に突然、たまっている5カ月分をドーンとお支払いになったんで。80万(円)かな」と話した。
知人によると、丹羽容疑者は「銃刀法の改正でイメージも悪くなり、売り上げが厳しい。まったく売れない日もある」などと話していたという。

(07/16 19:46)


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