次女連れ去り容疑で逮捕状、千葉 28歳男、群馬で目撃千葉市花見川区の団地で店員豊田愛子さん(61)が刺殺され、同居していた次女(22)が行方不明になっている事件で、千葉北署が逮捕監禁の疑いで次女の元交際相手の男(28)の逮捕状を取ったことが19日、同署への取材で分かった。男の車が群馬県館林市の東北自動車道館林インターチェンジで目撃されており、行方を追っている。 千葉北署によると、次女は今月、男に車で1週間連れ回された後、10日に愛知県豊田市のコンビニエンスストアから愛知県警に110番し保護されており、その後「男につきまとわれている」と千葉北署に2度相談していた。 豊田さん殺害現場から立ち去った男の車と、愛知県まで次女を連れ回した車の特徴が似ており、同署は関連を捜査している。また団地付近の駐車場から血の付いた刃物が見つかり、凶器とみて調べている。 逮捕状の容疑は18日、千葉市花見川区の団地から次女を連れ去った疑い。 次女が10日に保護された際、愛知県警は一緒にいた男から事情を聴き、身元引受人に引き渡していた。次女は翌11日、千葉北署を姉と訪れ「男につきまとわれ、愛知に連れて行かれた。どうしたらいいか」などと相談。 その後、男から電話がかかってきたため14日、姉が再び同署に相談。同署はストーカー規制法違反容疑で捜査を始め、16日には男の姿を確認しようと、次女を伴って千葉県内の男の立ち回り先を訪問したという。 千葉県警は被害を防げなかったことについて「最善の努力をしていた」としている。 【共同通信】 |
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