西川史子「商売あがったり」…「本当につまらない女になってしまった」

背中の開いた白いドレスで婚約会見した西川史子。左手薬指にはエンゲージリングが光っていた

　１７日に東京・葛飾区の元区議で現在は福祉関係の会社役員の福本亜細亜さん（３５）と結納を交わした女医でタレントの西川史子（３８）が１９日、東京・目黒の所属事務所「ホリプロ」で婚約報告会見を行った。「本当つまらない女になってしまった。お金より大事なものがあると気付いてしまった」と、らしくない乙女キャラで話す一方で「私と結婚できた彼は確実に勝ち組ですよね」と高飛車キャラの“西川節”もさく裂、喜びを爆発させた。

　「年収４０００万円以上」を結婚相手の最低条件にしていたのは、もう過去のこと。
  「お金じゃない。愛ですね。本当つまらない女になってしまった。お金より大事なものがあると気付いてしまった。弱いところを見せることができた人は初めて。３８歳になると、独り身のさみしさもある。そんなときに、そこに入り込まれたんですよね」

　昨年７月に交際をスタート。同３０日に「付き合った記念の指輪」をプレゼントされてから約１年。今月７日の七夕の午後７時にプロポーズされた。
  「『私の家族を含めて大切にします』と。『してあげても、いいわよ』と。長い独身だったなと感慨がありましたね」

　婚約指輪は、フランス最後の王妃マリー・アントワネットが愛したメレリオ・ディ・メレー製。
  「（アントワネットとキャラが）かぶってるところもありますから。給料３か月分？　給料は見ないので。いくらというのは聞いたけど、教えてくれなかった」

　交際１年で婚約することになった流れは「想定内」というが、紆（う）余曲折もあった。
  「マリッジブルー的なものもあった。危機だらけ。でも彼は絶対に『結婚やめる』とは言わなかった。よっぽど私のことが好きなんですね」

　“高飛車キャラ”を芸風にタレントとしての存在を確立した。素顔なのか、実生活では乙女チックな面ものぞかせる。
  「健康でずっと長生きしてほしいので、お料理とか頑張りたい。今はやってないけど、籍を入れたらやろうかと」

　現在３８歳。高齢出産だが子づくりにも意欲的。
  「２～３人は欲しい。早めにしないと？　しますよ！　私はＤＮＡがいいですから。中身は若いから大丈夫」

　入籍時期は未定。来年２月か３月に挙式・披露宴を行う。
  「少年みたいな彼には『アヤ』とか『アヤちゃん』と呼ばれている。今日も『アヤちゃんはかわいいね』と。私は名前に『くん』を付けて呼んでます。毒を吐いたりするのも私生活がすさんでないと吐けない。商売あがったり」と高飛車キャラを演じながら、あふれる喜びは隠せないようだった。

　◆西川　史子（にしかわ・あやこ）１９７１年４月５日、神奈川県生まれ。３８歳。聖マリアンナ医科大在学中に９６年「ミス日本」を受賞。医師免許（専門は形成外科）を取得し、勤務医として働く一方、セレブで高飛車なキャラクターでバラエティー番組を中心に出演中。身長１６０センチ。血液型Ｂ。

　◆福本　亜細亜（ふくもと・あじあ）１９７４年２月１４日、東京都生まれ。３５歳。日大一高、東北福祉大、社会人デュプロの野球部で活躍。巨人時代の桑田真澄投手の運転手、９６年から平沢勝栄衆院議員の秘書を経て、２００１年から葛飾区議を１期務めた。０７年の参院選に自民党から比例代表で出馬したが落選。