最大の敵は蚊…嶋田、蚊取り線香持参で出発

出発前に山菜そばを平らげる嶋田雄大 Photo By スポニチ

　ＷＢＡ世界ライト級タイトルマッチ（２５日）で日本人最年長での世界王座奪取に挑む嶋田雄大（３７＝ヨネクラ）が、決戦の地ナミビアに向けて出発した。「体調はバッチリ。あとは現地で不測の事態に襲われることが一番怖い」。中でも特に警戒しているのが蚊。王者パウルス・モーゼス（３１）のホーム、ナミビアは黄熱病やマラリアなど伝染病の予防接種は不要とされるが「日本の虫よけスプレーとかは効かないらしい。現地で真っ先に購入するつもりです」と真顔で話した。「蚊取り線香も持っていく。なるべく外出しないようにする」と細心の注意を払い、３７歳１１カ月での大一番に臨む。

[ 2009年07月20日 ]