懲戒処分を受けたフジテレビの長坂哲夫アナウンサー
スポーツ実況などでおなじみのフジテレビの長坂哲夫アナウンサー(42)が、社外の女性スタッフにセクハラ(性的嫌がらせ)行為をしたとして、16日付で懲戒処分を受け総務局に異動となったことが18日、明らかになった。
同局広報部では、女性のプライバシー保護のため「(セクハラの)内容は明かせない」としたが、被害者は局員ではない制作スタッフという。
長坂アナは、懲戒処分により副部長の役職をはく奪された。また上司にあたる編成制作局長、福井謙二アナウンス室長ら6人が減給などの処分を受けた。同局では、「本人も反省し、処分を重く受け止めている」と話している。
長坂アナは、97年のサッカー中継で「長坂アナが実況すると負けない」という“不敗神話”を作ったことで知られるフジの看板アナの1人。既婚だ。