これは行き過ぎだ! 韓国人スター来日に群がった「韓流オバサン」のド迫力!=野村謙三
ロケ現場のゴミを漁り、ロケ弁当の残飯を欲しがった中年女性ファンたちの暴走
(SAPIO 2009年5月13日号掲載) 2009年5月25日(月)配信
「韓流ブームは歓迎しますが、一部の熱狂的ファンの行動は尋常ではありません。芸能人の会見場に報道関係者を装って潜入したり、挙げ句にプレスに配布される非売品のノベルティ(記念グッズ)をごっそり持ち帰る人もいたりして、韓国の報道陣からブーイングが起きたこともあります」
実際、筆者も、ある韓流スターの会見場で、こんな光景を目にしたことがある。
一見して記者には見えない60歳くらいのご婦人が、パソコンで作った簡易名刺を差し出して会見場に入ろうとしていた。名刺を覗き込むと、明らかに架空と分かる媒体名、そして、肩書には「カメラ」と記されていた。
ところが、このご婦人が首からぶら下げていたのは、10年以上前に製造された年代物のフィルム式カメラ。被写体にできる限り接近するためにカメラマンを装ったことがアダ(?)となり、ご婦人は会場からつまみ出された。
一方、インタビュアーを装った40代後半の女性は、家庭用カラオケのワイヤレスマイクを持ち込み、見事、潜入に成功。憧れのスターに接近し、満面の笑みを浮かべていたが、彼女はその後、「要注意人物」として所属事務所から「出入り禁止処分」を受けた。
「韓流スターの記者会見は比較的セキュリティが甘く、そこにファンが目をつけたのです。そうしたトラブルが頻発したため、今はチェックも厳重になりましたが、ファンの手口も巧妙化しており、実在媒体の記者の名刺やプレスカードをそっくりに偽造して潜り込む悪質なケースも起きています」(前出ライター)
まさに日本の恥の見本市≠ナある。これでは、行儀の悪い韓国のスポーツファンやマスコミを笑えないかも。
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