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旅先でのネットブック利用には注意が必要―G Data が報告

7月17日13時20分配信 japan.internet.com

G Data Software は、夏休み中に旅行を予定している人、特にネットブックを利用している人に対し、WLAN やネットカフェでのネット利用について、注意を促している。

価格がリーズナブルで、時と場所を問わずネットにアクセスできることから、夏休みの旅行時などでも活躍することが予想されるネットブック。しかし、多くのユーザーは、高品質なセキュリティソフトを避け、軽いソフトや低検出率のソフトを選びがちな傾向にあるという。

また、ネットブックそのもののセキュリティだけが、危険の原因ではない。WLAN やネットカフェの使用も危険性を多くはらんでいる。G Data セキュリティラボ所長のラルフ・ベンツミュラー氏は、「ネット犯罪者は WLAN の利用者を狙っている。WLAN やネットカフェを利用する際は、個人情報や銀行口座情報などを入力を避けるべきだ」とコメントしている。

なお、G Data では、これらの対処法として

(1)ネットカフェや WLAN を使用しても、オンラインバンキングやネットショッピングは利用しない

(2)ネットカフェや WLAN を使用した後は、ブラウザのテンポラリファイル、履歴、クッキーを削除する

(3)ID やパスワードを使ってサイトにログオンした際は、次に使うユーザーにアクセスされないよう、必ずログオフする

(4)旅先にてメールを送るときは、Yahoo! メールなど、送信のみに利用するメールアカウントを用意する

(5)ブラウザやメーラーなどのアプリケーションいわゆる「ポータブル・アプリ」を USB メモリーに入れて持ち運ぶ

(6)WLAN を使用せずに高速データ通信カード等を利用する

などの対策を心がけるよう、呼びかけている。

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最終更新:7月17日13時20分

japan.internet.com

 

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