社民党の福島瑞穂党首は18日、民主党の鳩山由紀夫代表が政権獲得後、海上自衛隊のインド洋給油活動を当面継続する意向を表明したことについて「野党として給油活動に反対したのに、政権が近くなったから考えを変えるのはおかしい。民主党のぶれは看過できない」と強く批判した。沖縄県沖縄市の記者会見で述べた。
核持ち込みに関する日米密約を「やむを得なかったのではないか」と指摘した鳩山氏の発言に対しても「許せない発言だ。密約を肯定するなら、自民党とどこが違うのか」とあらためて不快感を示した。
ただ衆院選で与野党逆転が実現した場合の民主党との連立協議への影響に関しては「具体的な話は選挙の後だ。自衛隊の海外派遣反対と憲法擁護を重視して協議に臨む」と述べるにとどめた。〔共同〕(02:06)