・ぼくはあんまり夢を見ないのですが、
　たまに見ると、たいていは悪夢です。
　ただ、悪夢というものも、不愉快なりに、
　それなりの「めずらしさやおもしろさ」があるので、
　イヤだとばかり言うのも、もったいないんですよね。
　もちろん、イヤだし、見たくないから悪夢なんですけど。

　で、昨日見たのがね、
　おもしろくもめずらしくもないんだけど、
　妙にこころに残る悪夢だったんですよ。
　すっごくシンプルなの‥‥ね。
　
　夢のなかのぼくが、じぶんのハゲに気がついたんです。
　
　ふだん、鏡とかは見ているから、
　額が後退していくハゲにはならないということは、
　わかっていたんですよね。
　そんで、遺伝だとか気配だとか考え合わせても、
　現実のぼくは、ハゲないと思っていたのです。
　そしたら、夢のなかで、大発見でした。
　てっぺんからハゲていたんです。
　いわゆるあの「ザビエル」な感じでした。
　いままで、気がつかなかったのかぁ‥‥。
　「そうか、このハゲの人として生きていくのか」
　想像以上に、大きな発見でした。
　現実に「おれはハゲても平気」と思っていたのですが、
　ザビエル型については、想像の範囲になかったんです。
　あきらめるしかないとは思うものの、
　夢のなかのぼくは、何度もため息をつきました。
　‥‥じぶんって、そういう奴だったのかと知りました。

・カブトムシくらいの大きさの、
　二足歩行のロボットがあったら、ほしいなぁ。
　いや、もうちょっと大きくてもいいや。
　ケイタイ電話くらいの大きさでもいいかな。
　アルミ削り出しとか、チタンとか、
　かっちりしたつくりじゃないとダメです。
　二足歩行の人間型というのも、必須条件ですね。
　そういうのがあったら、たぶんすごく売れるよー。
　大人が、何体も買いたくなると思うんだよね。

今日も「ほぼ日」に来てくれて、ありがとうございます。
そういえば、子どもたち、夏休みになったんだよね？