K-1初挑戦が決まった西島洋介=都内
重量級のプロボクサーから総合格闘家に転向していた西島洋介(36)=AK=が17日、都内で会見し、K-1ワールドGPの8・11代々木大会で1年7カ月ぶりにリング復帰することを発表した。西島は初挑戦のK-1ルールで、いきなりGP3度の優勝歴を誇るピーター・アーツ(38)=オランダ=と激突する。
ボクシングでは“西島洋介山”のリングネームで東洋太平洋、WBF世界、NABO北米の各クルーザー級王座を獲得。重量級の日本人では空前絶後の実績を残したが、06年に転向したPRIDE(消滅)など総合格闘技で5戦5敗と低迷。「連敗中なのでどうしても勝ちたくて」と、K-1のオファーを受けた。
アーツは今もトップ級の実力を維持するK-1の帝王だが、西島は「ビッグネームに勝てば劇的だし評価も上がる」と、新たな戦場に立ち向かう。