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不況で急増“水筒男子” 男性3割に「専業主夫願望」? (2/2ページ)
このニュースのトピックス:ライフスタイル
「家事全般の知識を深めたい」と受験した都内の会社員、森悦成さん(33)も三つ星を獲得。「関西育ちで外食が口に合わないので、とことん自分の味を追求しています。僕の料理は主婦のような手際の良さが自慢」
100年に1度といわれる経済不況と節約志向を背景に、確実に上昇しつつある男の家事力。博報堂生活総合研究所の夏山明美上席研究員は「将来への不安感が広がるなか、家族と一緒に過ごす家庭回帰の傾向が高まり、積極的に家事をする男性への好感度が急激に高まっている」と指摘。そのうえで、「彼らこそ先行き不透明な時代を反映した、新しいライフスタイルの先駆者かもしれない」と分析する。
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家事検定実行委員会が昨年11月、東京や大阪など5都道府県に住む既婚男女約2000人に実施した家事力調査によると、「専業主夫になってもよいと思う」と答えた男性は約3割に上った。日常的に家事を行っている男性の割合は北海道が92・8%でトップ。次いで愛知、福岡、東京の順で最低は大阪は80・8%だった。
一方、「男性が家事をするのはかっこいいと思う」と答えた女性の割合は57・6%だが、20代女性に限ると72・7%。独身男性の“婚活”に家事力は必須といえそうだ。
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