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十年さんクリスマスになんばしよるトネ? 

毎日蒸し暑いですねー!
エアコンのドライかけっぱなしですが、やっぱ蒸しますのう。

でも今描いてるのはクリスマスシーズンの十年さんたちです。
ということでムードを出すために、当ブログは既にクリスマスの飾り付けをさせていただきました。
何か御異存ありますでしょうか?

ないですか。では、
ブログタイトルもこんなですし、もう一年中クリスマスでいきましょう!
項目タイトルの、なんばしよるトネ?は、
何してるの?っていう意味の九州弁です。
何故わざわざ九州弁をここでとおっしゃいます?
ピンポン!
トネって洒落を使いたかったからだけですよ。それっだけですよん。


どうですー、すごく寒くなれたでしょう?




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・・ミ様
体調が?どうか暑さでストレスをためないようにしてくださいね。
私はそういう時、涼しくて、しかもドラマチックな曲を聴いて、
自分をロマンのかなたに飛ばします。なりきったもん勝ちですよ、ヌハハ!

そういう時のための一曲…
「さらばシベリア鉄道」大滝詠一




[ 2009/07/18 17:25 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

魔法の仕掛け 

読者の方が、銀の鬼のエピソードで「押絵と旅する男」がモチーフになってましたね、面白かったですよと言ってくださいました。
いや〜すごいですね。よくお気づきになりましたね。

そうですね、おっしゃる通りかもしれません。
銀の鬼目覚めで本の絵の中に飛ばされた少女ってところは乱歩の「押絵と旅する男」の影響もありますね。
スティーブン・キング「ローズ・マダー」の影響も受けました。


でも、そうやって二次元を定員オーバーにしてしまったら、同時にこちら側にも
やって来る者があるはずだというのが純粋な私の発想です。
ある意味で強く望んでいる存在が来てしまう!というね。
思い出すな、思い出すな…と十年はそのころ強く念じてしまっていたんです。
千年前の五百部の存在をね。
だから紫の少女と交換されるように、そいつはやってきてしまったわけです。

そしてそれは神罰でもあります。
せっかくの自分たちの不思議な力を、半ば腹いせのために使ったからです。
十年をコントロールすべきだったふぶきも、愛の弱気にとりつかれていた時期でもあり、また同時に無意識にある紫の少女への憎悪を払いきれなかったから抵抗できなかったんでしょう。

だからその後十年とふぶきは、邪悪の五百部の現実化した存在である風祭によって翻弄され、限界まで愚弄されていきます。
そしてついにカタストロフィーが…。

というのが今発表されている巻までのあらすじです。
さあ、十年とふぶきの愛は神罰を乗り越えられるでしょうか?


私はそういう奇妙な仕掛けを考えるのが大好きなんです。
今作画進行中の新作にも、また違う意味での奇妙な仕掛けが出てきます。
銀の鬼はそんな魔法のストーリーだと思ってください。





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ゅ・・ラ様
銀の鬼目覚めを読んでくださったなんて感激です!
旧銀の鬼を楽しんでいただけた事は教えていただきましたが、目覚め編になりますとどうかしらなんて心配もしていました。
違和感がないと言えば嘘になるかもしれませんからね。
以前ある方が言ってくださったんです。旧作は夢の世界でストーリーが進行してるようで、そして新作は現実の世界に主人公たちが出てきたようですと。
そういう意味では夢夢しさが欠けているのかもしれないな…なんて私も思ってみたり。
うん、でもね、これからまだまだいろんなムードが出てくると思います。
ドラマはまだまだこれからですから。
でも十年を大好きだと言ってくださってありがとう!

Y様
おめでとうございます!チーズ勝つ(カツ)、おいしかったでしょうね。
私も勝つをいっぱい食べてカツぞ!
ん?

[ 2009/07/17 15:39 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

ポウの黒猫 

>罪の苦悩シーンを一切描かなくとも、それは自ずと滲み出てくると思うんです。そういう表現法もある。
これは私が前々項目で書いた言葉です。
そのうってつけの例に近い名作を思い出しました。

尊敬するエドガー・A・ポウの「黒猫」です。
主人公である語り手の男に罪の苦悩シーンが全くないというわけでもないんですが。
涙を流しながら…とかいう文章もあるにはありました。
でもやったことの壮絶さの割には淡々とした表現です。

とにかく男はすごい罪を犯します。
そしてほとんど苦しんでいない。罪悪感がない。良心というものが見当たらない。
それはラストまで続きます。
表面上は苦悩していないんです。

でもとんでもないオチが待っています。
皆様もきっとご存じだろうと思われる、あの名場面です。

彼は自分からわざわざ………… (未読の方のためにバラしません)

そこが人間というものの不可解さ、複雑さの見事な表現だと思いました。
壁の中から聞こえてきた黒猫の声は、いったい何の象徴だったでしょうか?

彼の…。





私はそこに象徴主義的な表現法を感じます。
やはりポウはすごい。すごすぎる。
尊敬する事しか出来ない私であります。
くすん。




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…ミ様
ポウの「モルグ街の殺人」が世界初の推理小説と評価されているという点だけ見ても天才と言えますよね。
私は全集(日本語訳)のほとんどを読んだことで、日本の漫画家にも多くの影響を与えているのだと知りました。
ポウ好きなあなたは御存じでしょうが、その生涯は天才にありがちな苦悩に満ちたものだったようですね。
名作が生まれる約束事なんでしょうかしらね。
明智小五郎が好きだなんて素敵ですねえ!
ちょっと欠点なさすぎの人って気がして緊張しますが。
「D坂の殺人事件」の完璧な推理世界は冷徹なまでに胸に迫ってきました。
江戸川乱歩は推理物も素晴らしいけれど、幻想小説の「押絵と旅する男」が無性に好きです。
現実と幻想がうまく溶け合って、温かく愛しい世界が手に取るように描かれていましたね。
やはりいいですね、ミステリーは。
後ね、亜愛一郎とかさ…。ああ〜どこまでも続きそうなので、このくらいにしておきます。
最近ゆっくり読む時間がないのが寂しいです。映画も行きたいのに。
あなたがうらやましいです。

[ 2009/07/16 17:46 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

変な探偵、しぶとく生きる 

新作銀の鬼11(銀の鬼目覚め3)を
電子コミックで読んでくださって、本当にありがとう!
ケータイ発売から3か月、PC発売から1か月経ちましてランキングもそろそろ下り坂…という状態になってまいりましたが、1巻分の割にはまだまだ頑張っていますよ〜。

で、今日はですね、嬉しいことに「変な探偵」がなかなか頑張ってくれたみたいなんですよ。
少女漫画部門で、ええと48位でした。
少女漫画部門は作品数がすごく多いですからね、たったの2巻にしては結構やるじゃないかってことなんです。
購入してくださった方達のおかげです。本当に嬉しい。
ランキングは毎日のことですので、今日だけの幸せではありますが。

それから、コメントくださる皆様から時々ご質問があったことにお答えします。
ランキングというのは立ち読みダウンロード分も一緒になっているのか?ということですが、
ランキングは売上分のみだそうです。

漫画大目録というページで20位以下も発表されていますが、それも売上ランキングのことです。
ただ女性部門が少女とレディスに分かれていますので、ちょっと混乱してしまうかもしれません。
20位までのランキングページの少女漫画部門はレディスと少女が一緒になっています。
後は男女総合です。

まあ、毎日のことです。長い目で見てくださいね。
新作紹介されたとき以外は本当に運だけなんですよ。
そんな中では銀の鬼も、目覚めも、変な探偵も、姫も、しぶと〜く頑張っています。
どうか温かく見守ってやってくださいませ。


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…ミ様
コメントありがとう!
いつも応援してくださって、長く見守っていてくださって。
新作まで読んでくださって。
ありがとう、しか言えない自分が情けない…。





[ 2009/07/16 12:10 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

だから私は信じたい 

驚きました。
前項目”辛かった一日”を更新したのは昨夜というより、もう早朝という時間でしたのに、たくさんのコメントをいただいていました。
本当にありがとうございました!
すごい読書量で、作品名を言い当てられた方もおられます。
タイトルを教えてくださいとおっしゃる方も。

でもやはりタイトルは書かないことにしようと思います。ごめんなさい。
その作品の男たちに苦しみがもっとあったら、書かせていただいたと思うんですが。

ストーリーの中で、これからそんな目にあうという少女の父がたまたま集団の中にいた時だけは愛も存在してたようですが。
でもその男だって、ではそれが自分の娘じゃなかったら、他の男たちと同じだったろうと思うんです。
そこがまた辛くてね。
身勝手だと思えてね。

現実の世の中には、残酷さとともに愛が必ず存在するというコメントもいただきました。
私もそう思うから生きていられます。
愛があれば苦悩が生じると思う。
生きるにはいろいろ罪なこともしなければならない現実の中で、愛ある人ほど苦しむと思う。

漫画の中で少女を虐待していたのは、愛を全く持たない権力と男性集団なのだと思うことにします。
もしかしたら、昔も今もそういう状態は存在するかもしれません。
そういうコメントもいただきました。私もそう思います。
極端じゃないケースならいたるところにあると思います。
小さな権力でも。不文律で。いろいろ理由をこじつけて。

でもその中で必ずいるはずだと信じたいんです。
権力構造により自分も虐待に加わりながらも、激しい苦悩にのたうちまわり気が変になってしまった人が。
そこまで苦しむ人が。
気が変になるまでの人が。

そういう人がいると信じたい。



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16:04に投稿してくださったna…様
携帯で十年を見つけてくださって本当にありがとう!
ブログリンク欄もポチッとなさって、インタビュー記事等も読んでいただけたら嬉しいです。


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18:43に投稿してくださった-様
私がお名前をお付けしていいんですか?
ではデュパン様なんていかがでしょう。
私の尊敬するエドガー・ポウ作品の探偵的存在、オーギュスト・デュパンのことはきっとご存じでしょうね。
シャーロック・ホームズのようにプロの探偵じゃないところが、ますます私好みでして。
知ることが大切だとおっしゃるあなた様のお言葉に心を打たれました。

確かに現実はひどいように見えます。
でもまあ、それも長い目で見れば宇宙が帳尻を合わせてくれると信じます。
でも、そこまでの過程こそが大切なんだと思います。
そこで愛が必要だと。今必要だと。
だから作品には、罪に苦しむことを表現してほしい。
罪の苦悩シーンを一切描かなくとも、それは自ずと滲み出てくると思うんです。そういう表現法もある。
でもこの少女虐待漫画には感じられなかったんです。
少女たちを天使絵にする権力者には最も共感できませんでした。絵にするのは、救おうとしてもどうしても不可能だった時、その苦しみからというのならまだわかりますが。
事態を変えることが、もしかしたら簡単にできる権力者なのに。その人のやることじゃない。むしろ楽しんでいるとしか思えません。
簡単な勇気で変えられることですよ。こんな状態。(傷つけられた少女たちの魂は神様でなければどうしようもないけれど)
弱い者たちが何もする気がなくて、仕方ない仕方ない…とため息ついてるみたい。
その間にも少女たちは押しつぶされてるんですよ。
知ろうとしない者の無気力と傲慢さと嫌味としか思えないです。
この作品で悩むことはいっぱいできました。でも力はもらえません。
愛ゆえの、人ゆえの苦悩が存在しないから。


でもなぜか悩むことで自分の中から力がわいてきました。
そういう意味で私はとてもためになりました。
でも二度と読まないでしょう。


デュパン様
イメージネームを気に入っていただけて光栄です。
あなた様本当に博識で、デュパンのようです。
デュパンという人は今の言い方でいえば、引きこもり貴族って感じですよね。
ああ、ちょっと違うかな。夜の街をさまよう人ですからね。
そんなデュパンにたとえられて、お気を悪くされていないかと心配でしたが…。
でもね、そういう生き方は私の憧れなんであります。
そういう思いを込めまして。
ああ、いえいえ、あなた様が引きこもりだと言う意味ではないですよ。
それどころか、あなたは…。
いえいえ、やめておきましょう。私の勘はヨモギ流なのでね。
でも芸術畑の方だという気はします。ご訪問ありがとうございました。
あなたからコメントをいただけるのは短い間だということは予感していましたよ。
かなりお忙しそうな日常のほんの隙間にご訪問いただけたという気がします。
私の気持ちをとてもいい方向に向かわせてくださいました。
そんな時が昔にもあったような錯覚すらします。
私の作品に触れてくださって恐縮です。
私の描く残酷さは心のふるさとを感じさせるものでありたいと、いつも思っています。
坂口安吾の言う“ふるさと”ですよ。
本当にありがとうございました。


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X様
あなたもどんどん変わってきておられますね。
今は天使と悪魔のバランスがとれていらっしゃいますよ。
どちらもなくさないでほしいです。そしてどちらかに偏らないでほしいです。
私もそういう大人でありたいです。
大人でないと創作はできませんからね。

また傾きそうですって?
ええ〜。


[ 2009/07/14 15:08 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

辛かった一日 

前項目を書いたのは、ちょっと辛くて一日原稿描くことができなかったからかもしれません。

救いのない、弱い者虐待の漫画を読んでしまったから。
権力が男たちの集団暴力を許しているというストーリー。
弱い者とは少女。親のない少女。

いやだいやだ、男たちはどんな状況であれ、なぜそんなことができるんだ?
創作物はその世界の中では、ストーリーは現実だ。

作品批判ではない。作品は自由だから。
ただその中に描かれた男性達というものが嫌だ。
登場人物に聞いてみたい。
そんな事が何故楽しい?
強い強い大きい大きい者が集団で、弱いたった一人の小さな少女を、完全な閉鎖状態で押しつぶしていくことが。
楽しいなら、何の理由があるのかと。

答えは…
”男”だからか?




なぜ弱い者を押しつぶす?
逃げ場を閉ざしたままで。
いつまでもいつまでも。



[ 2009/07/14 03:50 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

人を惹きつけるということ 

突然ですが、知人から“人に好かれる方法”ってあると思う?
なんて聞かれてしまいました。

情けないことをお聞きだね…。
方法なんて考えてるうちはだめなんじゃないかなあ、なん茶ってね。

最高の魅力は、そういう意識をしない時ににじみ出るんだと思う。
それが本物だよ。

でもまあ、私なんかが言えることがあるとしたらね…

”苦しみと秘密のある人”

つまり謎めいてるってことだと思う。


そして人に何の要求もしない。
要求した時はお礼する。
時に何かを与える。(性的関係ではない)

な〜ん茶って。な〜ん茶って。
そんな人を探し続けてここまで来たが……

いなかったよ〜〜〜!


でもね、苦しむ人って素敵だよ。自分の罪悪感に苦しむ人がね。

罪なことをしたかどうかより、そのことを苦しんでるかどうかなんだと思う。



というわけで島影十年さん、まだまだ苦しんでもらいましょう。

いいからハヨ原稿描かんかい!







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Y様
それほど意識して探さなくてもいいと思うんです。
心の奥にしまって、悩みながらも自分らしく生きていれば自然に会えるって私なんかは思っています。
でもそれってやはり無意識の領域では探してたってことになるのかな?
まあ私はそういう人に一生会えなきゃ会えないでも、別にいいかななんて思ったりするんです。
変わり者ですから参考にはならないでしょうけど。
まあ〜すべては運命かななんて。じゃあこんな記事書かなきゃいいじゃん〜ですよね。
何なんでしょ???コメントありがとう。

…ミ様
銀の鬼11を読んでくださって本当にありがとう!ワシ感激です。
そうですかあ、内容どんどん濃くなってきましたか?
あなたにそうおっしゃっていただけるとホッとします。
十年の苦しみを理解することはワシできませんが(なんてこと言うんでしょう)
人はあまりにもすごい苦しみを背負った場合、それを抑圧してしまうような気がします。
そこから歪みが生まれるんですよね。
その歪みをふぶきがどこまで愛せるかですよね。
雑巾、受けましたか?嬉しいです。


ゅ・・ラ様
お恥ずかしいです〜。

[ 2009/07/13 21:22 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

拍手コメントは大丈夫だと思います 

皆様、コメントを送っていただくことはできました。
友人がテストしてみてくれましたので。
ありがとうございました。
そしてご迷惑をおかけしました。

[ 2009/07/13 01:08 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

お願い 

皆様、昨夜から拍手コメント管理画面がトラブルを起こしているようです。

夜から管理画面に入れなかったんですが、

今みてみましたら、先月からのコメントがなくなっていました。

かなりショックです。(もちろん皆様からのコメント内容はほとんど覚えていますが)

どういうことなのか私にはまるで理解できません。

とにかくしばらくの間、拍手コメントを書き込むことはなさらないでください。

こちらに届くかどうかがわかりません。

ご迷惑をおかけしまして本当に申し訳ありません。


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でもバックアップというものはとってあります。
それをどうしたら、前の画面が戻るのかがまだわかりません。
記録は保存されているようで、まずは安心しました。


[ 2009/07/12 13:50 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

メールシュトローム(魔の大渦) 

最近私のブログがメールシュトロームのようになってしまったかもしれませんね。

なんてね、エドガー・ポウの小説でちょっと知った言葉なんか使っちゃいました。

皆様、応援コメントやご感想コメントをありがとうございました。

近い未来にはきっと何かが落ち着くと思います。

でも落ち着いても、落ち着かなくても、私は作品を頑張ります。

今回は120枚になってしまいました。私が一気に描けるぎりぎりの枚数です。

この夏は原稿との戦いになるでしょう。


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・・る様
とてもありがたいことを言ってくださいましたね。お礼を申し上げます。
私は目には見えない世界というものを信じる人間です。
本当に見えないのでね、信じるだけですが。
目に見えない存在に守られていると、いつも感じてきました。
だからこの20年だって生きてこられました。
それは自分だけの力じゃないと思っています。
そして今夜はあなた様からも力をいただきました。
本当にありがとう。


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04:29投稿の・・・・タ様
(イメージネームはサンタ様)←御異存があればおっしゃって。
素敵なコメント本当に本当にありがとう!
イヨッ予言者!
作品優先します〜。

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14:32投稿のr様
素敵なところへ行くことができてよかったですね。
本当に音楽はパワーをもらえますよね。

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ゆ・・様
銀の鬼をお読みくださって本当にありがとうございました。
最近知っていただけたことに感激しています。
確かに作品が生まれたのは20年以上前ですが、その後ずっと眠っていました。
そして最近目覚め、また動き出しました。
どうぞよろしくお願いします。

ご感想はできましたら、やはりこのブログ拍手コメント欄に書き込んでくださいますと嬉しいのですが。
それが私が一番早く読ませていただける方法です。
何回かにわけて送っていただいても結構ですので。
実は今は雑誌社のお仕事をしていませんので、お手紙を送っていただいても私に転送されるのがかなり遅くなると思うんです。
それでもどうしてもとおっしゃるのでしたら、文庫の巻末に
朝日新聞社さんの住所が掲載されていますので、そちらにお願いします。
でもなるべくでしたらブログのほうにいただければと思います。

************************
X様
今は本当に家を離れる時間がなくて。
あのころが懐かしいです。でも頑張っていればきっと事態は好転すると思います。
また赤坂へまいりますとも。
思い出の渋谷ジャンジャンは閉館してしまいましたね。
お互いにとにかく今は生き続けましょう。
でも今私はすごく幸せですよ。作品作りができますからね。
これ以上の幸せはないんですよ、私はね。


[ 2009/07/10 01:39 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

暫定的私信です、ZX様 

X様というのはあなたのことではないです。
コメント欄の方です。私の昔の知人です。
本当はXというハンドルではないですが。
これは私のお付けしたイメージネームです。

あなた様へもXを加えてしまったので、誤解されてしまったのですね、ごめんなさい。

少し前に、下欄のあなた様への私信にまた追加させていただきました。
よろしかったら、お読みください。

**************************
また追加です。
スルーしてほしかったですか?
というのは本当にX様とのやり取り上の言葉でした。
それに”スルー”は今流行りの言葉だと思うな。
新作銀の鬼11で、十年も近松に言ってます。”スルーしろ”ってね。

X様への他のコメント返しをお読みになられませんでしたか?
ユリウス・カエサルとか。
バイアグラ…とか。
それが何故あなたへの言葉だと思われるんです?
そこまで疑われては対処のしようがないです。
さっきも書きましたが、ZX様なんて言う呼びかけにしてしまったから、誤解させてしまった私も悪いですね。本当にごめんなさい。
この前のイメージネームを昨日の件で使ってはいけないと思ったんです。
私もかなりの覚悟で文章を書きましたからね。内容からあなたご本人にだけ分かればいいかなと思ったんです。
それで、キーボードの一番端の二つ、ZXを書き込んでしまったんです。
ようはどんなネームでも、あなたには内容から、わかっていただけると思いましたから。


でも今忙しいのは本当です。
たまたま時間のある時しかブログ更新もできないです。
もうそちらのサイトも見ないようにしますね。(告訴の流れから、そうもいかないこともあるかもしれませんが)なるべく。
今一番時間をかけたいのは自分の作品描きです。
ちょっと前から進めている刑事告訴問題も、自分のやるべきことはやった気がしますので、あとは警察にお任せして、作品に集中しようと思います。
本当に今一番欲しいのは時間です。
それと体力。
腕力。(介護のため)
では、あとはご自身のお考えでなさってくださいませ。



***********************
え…様
コメントありがとう!
私もその方の気持ちがわかるような気がします。
[ 2009/07/09 16:04 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

皆様へ 

私はある刑事告訴問題を抱えています。
本当はそのことに関して何も言ってはならない状態なんです。
でも決着するまでは、あるサイトをチェックし続けなければならないんです。
それも本当は言うべきではないんですが。

抱えている問題とは別に、そこでは私への侮辱、中傷、デマが溢れています。
無責任にそうしてる投稿が多いです。
それが許されているサイトだということです。
抱えている問題に関しても、犯罪を止めもせずに煽っていました。
素人判断なのか、本当は知っていて知らないふりをしての煽りなのかわかりませんが。

そこでの怒りもあって(もちろん全部その怒りというわけではないですが)
昨日のブログ記事は皆様からご覧になって不可解な点もあったかと思います。
申し訳ありませんでした。



*********************************
そのサイトを当時見てはいませんでした。
もう見ないと決心していました。
でもブログコメント欄への(悪意の)通報があり、わかったことです。
そんな犯罪が行われているのなら、見るしかないです。
私への社会的妨害ですから。
本当に困ったことです。
私は誰かを刑事告訴なんてしたくないのに、なぜそのようなことをなさるのでしょうか。

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15:08投稿者様
温かく見守ってくださってありがとうございます。
いえ、今回の問題は中傷とか名誉棄損とかではないんです。
そういうものはあのサイトでは逮捕されないんです。
それはすでに分かっていて諦めています。
もっと具体的犯罪です。私の社会的、職業的妨害です。
心配させてしまって本当にごめんなさい。

********************************
19:32投稿のMasterA様改めマエストロ様

またご心配をおかけしてしまいましたね、ごめんなさい。
でもいつもいつもあなた様は見守っていてくださるんですね。
あなたのおかげで私も最近やっとわかってきました。
愛情、友情の持主とはあなたのような人のことを言うのだと。

私はかなり行きすぎのところがありました。それは認めます。
誰かが辛いと訴える時、一生懸命になりすぎて、結果的に余計相手を傷付けてしまったようなんです。どの言葉に怒っておられるのかわからないんですが。
その人の気持ちを軽くできないかなと思いすぎてしまった。
メールだから、誰にもわからないメールだからこそ、私に話しをされたんでしょうから。
他に漏れない形だからこそ、私も本音で話したんだと思います。
でもその怒りは公開掲示板への誹謗中傷書き込みになりました。
その行為が理解できないんです。人格障害とまで書かれています。
でも私はやはり公人です。そうされる可能性はいつもあるのでしょう。

私はあなたのように真の愛情を持つ人になりたいです。
人をいつも温かく見守れるような…。


[ 2009/07/09 14:10 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

十年さんの怒り 

クォラァ!昨日はブログやりすぎだ!!
下絵3枚しか進まなかっただぁ?
おれの登場シーンまで来てないぞ!
寝るな、今日はもう寝るな、早く描け!
メシも炊け!

ちょっとねます〜
オヤスミ


*******************************
09:30投稿様

あなたは私の20年間の件に対して、いったい何の真相をご存じだというのですか?
その上で私に失礼な物言いをなさるのですか?
恩知らずというのは誰に対してそうだとおっしゃるのですか?
具体的に何が起こったかもすべてご存じなのですか?
そうでなければそんな言葉は言えないはずですよね。
少なくとも私のように、訴訟されるのを覚悟してのお言葉ですか?
だったら匿名でなく、あなたを証明できるやり方でおっしゃるべきです。
責任を持ってください。
[ 2009/07/09 08:20 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

私信です、X様 

あなたは私を憎悪しておられたでしょうね?
まあいいですよ。人の心は自由だから。
でもね、私はあなたを憎悪してないんですよね。
ほんとに。

前項目のZX様への気持と同じですよ。
怒りはあるけど、憎くはないです。


あなたは私のまっすぐな所を気に入ってると言ってくださいましたよね。
私はそうではないと思うけど、でもありがとう。

まっすぐかどうかは別にして、怒るべき時に怒るのは私なりの愛ですから。






[ 2009/07/09 06:50 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

私信です、ZX様 

あなたは自分の言葉は隠しています。
自分の罪を隠しながら、私の言葉だけを一方的に誹謗中傷するのは大変卑怯です。

少なくとも、あなたのご家族を追い詰めたのは私ではない。
誰が追い詰めたのかは、あなたが気づいておられることでしょう。


あなたは私に、言うべきではない自分の秘密を打ち明けてしまったことを後悔し、
その後ろめたさの裏返しに私を憎悪し、追い詰めているんです。

後ろめたさの裏返しなんです。
自分のことを直視するのが怖いから、いつの間にか私の方が罪な人間だとしている!
捻じ曲げも甚だしいです。
私を誹謗中傷なさるのなら、自分の言ったこと、自分がご家族にしたことも
公平に言うべきです!


公平に言うべきです!
自分の言葉だけ隠すのは公平ではないです!
そうでないなら一切黙るべきです!



少なくとも私はあなたのことは一度も誹謗中傷したことなどありません。
今初めてかなりきつい言い方をしています。

あまりに卑怯だからです。
あなたのやり方はあまりに卑怯だ!

私があなたの秘密を聞きたがったわけではない。
あなたが一方的に打ち明けたんです。
その後無視しなかったからと、詮索したからと言う理由で怒っておられるらしいですが、
無視できなかった私の罪はそんなに重いですか?
そこでストップをかければよろしかったでしょう。
それができなかったからと言って、こちらばかりを責めてもいいのでしょうか?
あなたからストップはかけられませんでしたよ。
しかもご自分までマイナスの方へ行ってしまいそうなことをほのめかされて、心配しない人間がいますか?
言い方が悪かったと、それほど思うのなら、正式に訴訟を起こされればいいです。
それなら正々堂々とした行動です。
私も堂々とお受けします。

それもしないで匿名での誹謗中傷を続けることは卑怯すぎます。
私は一人間です。これは人間としての怒りです。
あなたは卑怯です!

20年間の無言電話の相手より卑怯です!

ずっとずっと卑怯です!!


私はあなたとのメール会話をすべて公開されたって全く構いません。
いいえ、本当にそうしてほしいです。
何もかも隠さず公開されたいです。
私はあなたやご家族に何もひどいことなど言っていないです。
捻じ曲げは許せないから。
自分に都合のいい言い方しないでほしい。
私は何も隠していません。
私の言葉を、あなたの言い方に変えてしまわないで!

一言一句全部公開してから言えばどうです!
そうしないのは本当に卑怯です!
公人には何を言ってもいいなんて思わないで!

本当にちゃんとした場で専門家に判断されたいです!
あなたの個人的一方的判断ではなく!


*********
倫理感?
ではあなたの倫理感は正しいのですか?
たとえば、メールのことを公開で人を誹謗中傷するようなあなたが?
正しいと思うから、そのようになさっているのでしょう?
公開するなら全部やるべきです。
私が捏造などしてるかどうかはそれではっきりすることです。
あなたは失礼だ。
私はメールでのことなど、そんな風に公開で悪口を言うべきではないと思う。
それは私の倫理感からそう思うんです。倫理感からですよ。法律ではないです。
あなたがそんなことをなさらなければ、私はこんな反論はしなかった!
あなたの倫理感って、なんですか?


[ 2009/07/09 04:27 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

読んでいただけることが嬉しいんです 

新作「銀の鬼11」(ケータイ版は銀の鬼目覚め3)を
電子サイトさんで新発売中の今は、毎日どなたかが選んで読んでくださっているようで嬉しいです。
誰かに読まれること、それが作り手の何よりの喜びだから。
本当にありがとう!

何だかすごく当たり前の記事書いちゃった。
でも本当に私の純粋な気持ちです。ノーマル


[ 2009/07/09 02:30 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

大江健三郎氏の師の言葉 

大江健三郎氏が恩師から言われた言葉というのがとても好きです。
「小説というのは、健全な生き方をしてる人間が異常なことを書くこと」

そう、小説(芸術作品すべて)とは異常なことが書いてあるもの。
決して、健全なテーマではない。
でもその異常さを健全な視線で書くことが必要だとおっしゃってるのだろう。

逆にいえば、異常なことを異常な生き方のままで書いても読む者を感動させられないということだろう。
私はかなり異常な20年間を送ってきた。
20年間無言電話に振り回され、甘い期待を抱いて生きてきた。
深夜、明け方、午前午後問わず、何千回繰り返されただろう?
それに抵抗し、止める方法もあっただろう。
でも一番のネックは私の弱さ、誰かに期待する心、つまり依頼心というやつだった。

何をどういいわけしようが、期待してしまった。
こともあろうに、その無言電話の相手に。
一番不誠実な相手に!
不誠実な人に誠実だった私(自分なりにだが)。
それは異常な生き方だ。

でもそんな時期は必要なんじゃないかなと、
大江氏の恩師の言葉から勝手に推察してみる。

もう異常な時期は過ぎ去った。
今の私は健全な生き方をしている。
誰かに期待するなんてことはないからだ。
自分が頑張ることで、誠実な人たちをこっちに惹きつけようと決めている。
私は漫画作家だから、作品で。
神様からもらった異常な体験をエネルギーに変えて。

そういう意味で、本当によかったと思う。
異常な20年間を過ごせたことが。
また過ごし抜けたことが。
だって普通は経済的にどうにもならなくなるでしょうから。
それを耐え抜けたということは、やはりあれは運命だったのだと思う。

ただ、その間、誠実な人たちに不誠実なことをしてしまったのが辛いのです。
前項目の懐かしい方にもです。
いろんな方の友情にもです。
懺悔すべきはその方達に対してでした。
異常な生き方はオロカです。
オロカさの罰は充分受けなければなりません。
受け入れて頑張っていきます。


*******************************
…イ様

大江氏がノーベル賞に決定した時、NHKで立花隆氏との対談で語られたんです。
小説というのは健全な生活をしてる人が異常なものを書くことだというのが、恩師の言葉であるとした上で、
昔、若い頃の大江氏の作品を読まれた恩師がこうおっしゃったそうです。
”最近の君の小説は、何だか異常な人が健全なものを書こうとしてるように見える”

若い頃酒を飲み過ぎた?…と聞いた立花氏に対して、
酒よりは睡眠薬が…と大江氏は答えておられました。


私がドストエフスキーの「罪と罰」が好きなのも、大江氏のNHK講座での講義を聞いたからかもしれません。
バフチンのカーニバル論などからの、人間や群衆の愚かさ馬鹿馬鹿しさを深く考えた時期でもありました。
まずロシア語で原文を読めないわけですから、文学者の講義などから手探りで文学体験していくしかないんですけどね。
でも日本語だって同じ。芸術にははっきりした答えなんてないと思う。
それぞれが読書体験するだけ。
エベレスト山に登るようなものなんじゃないかな?正体なんてつかめない。
でも登った体験そのものが正体なのかもね。で、いつも違う。いつまでも飽きない。
人間と同じですね。


でも漫画はやはりもっとわかりやすいのがいいかもね。
作者の自分勝手な解釈でもね。
私も無言電話に怯えしかも期待するなんていう異常な時期を抜けきれなかった頃は、ちょっとわかりにくくなっていたかもと反省してるところです。
でもどんどんわかりやすく、面白くなってきたと思います。
あらやだ、こうしてる間にも描かなきゃいけませんよね。
反省!
今まだ下絵の最中です。


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え…様
コメントありがとう。
本当ですね。私も懐かしいです。
皆さんからいろんなことを教わりました。
あなた様からも。




[ 2009/07/08 18:32 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

運命の女神に後ろ髪あれ! 

今一番後悔してることあり。

前々項目の“懐かしい人”の、最後の担当様にろくな御挨拶もしないで漫画界を去ってしまったこと。

お手紙を出しますとメッセージを残したのに、出さなかったこと。

だから一杯罰が当たってしまった。

もう私のことなどお忘れになったと思う。

今では芸術分野に進まれたとか。

私とは住む世界が違うから。

お手紙を出さなかった言い訳を一つだけさせていただくならば、

さようならと書きたくなかった。

でも本当に不誠実な私。

100%誠実だった人に、不誠実だった私。

オロカ。





[ 2009/07/08 16:32 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

銀の鬼の名づけ親 

皆様、素敵な言葉の綴られたコメントをたくさんありがとうございました。
ご質問もよくいただきますが、なかなか全部の方にお答えできなくてごめんなさい。
中にはお答えできないものもあったりして辛いところです。


さて今日は、以前からいろんな方から質問されることの多かった
「銀の鬼」のタイトルの由来について少しお話したいと思います。
以前の記事で一度そのことには触れましたので、タイトルが最初は
「白い鬼」だったということは覚えておられる方も多いかと思います。

それが通らず何故「銀」になったかと言いますと、いろいろ理由はありますが、
究極のところは担当様の美しい髪の色のせいであったのではないかと…
そのようにティーは思うのであります。

そうです、「銀の鬼」というタイトルは当時の担当様がつけてくださったんです。

若くして銀色が目立つ長身細身の男性でした。
きっと今頃は見事な銀髪であらせられましょう。
もちろんタイトルだけでなく、作品が行き詰って苦しい時に何度も助けていただきました。

そうそう、面白いエピソードがあるんです。
リンクさせていただいてる“銀の鬼特集”のインタビューで私ったら、ひとつ嘘をついてしまっています。
なんてやつでしょう!相変わらず〜〜〜!!
原稿を全部自分一人で描いた、というところです。
ああ、ああ、忘れていましたよ。
その担当様にベタを塗っていただいたコマがあるんです。

流也の高校の華道部で、花形先輩を前にして部員たちがズラーッと並んで座っているシーンです。そのおかまさん風高校生達の制服を黒く塗ってくださったのが
担当様でした。
作画が早朝までかかってしまって、どうにもこうにも間に合わなくなったとき、
仕方ないのう…と、やってくださったんです。
すごく上手でした。ホントに。
実は才能を隠していらしたそうです。

茶)またお願いしますよ〜!
担当様)それはダメーーー!


担当様、作者の超無鉄砲な生き方にも負けずに「銀の鬼」は復活し、続いて行こうとしています。
本当にお世話になりました。
銀の髪は今きっとまばゆいばかりに輝いておられることでしょうね?
長く伸ばしツノつけてお化粧して、絹のガウンをまとって見せていただきたいです。
パーティで演じられた「白雪姫」のおきさき様役の美しさは今でも忘れられませんから。

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皆様っ
あ〜〜〜?何だか誤解を与えてしまいましたでしょうか?
いくつかのコメントを読ませていただいて、ハッと気づきました!
私は漫画家なので、どうも描写がロマンティックになってしまいましてイカンです。

銀の鬼の担当様は、銀の鬼のモデルだったわけではないですよ。
「銀の鬼」というタイトルをつけていただいたのは、
もしかしたらそんな理由があったのかな?と、最近になって私が気づき、想像しただけです。
それに当時から既婚者であらせられまして…。今はかなりのご年配なのではないかな。
いやいや、そんな、誤解。誤解。
邪推しないでねん。


島影十年のルックスのモデルは、えへへ、元タカラジェンヌの
汀夏子様かな?
当時大好きでした〜〜〜
ああ、もちろん性格は違いますよん。
十年は身勝手で怖い鬼ですものね。

夜の銀の鬼に変身した時のモデルは、歌舞伎の連獅子です。

以上、エへン!  ←威張ることはないけどさ…





[ 2009/07/07 14:05 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)

懐かしい人 

20年経ちました。
私が旧漫画家時代の最後の作品を編集者様にお渡ししてからです。
5月のゴールデンウィークが明けた日のことでしたから、正確には20年と2か月程ですが。

私が旧漫画家時代で、どなたのことを一番懐かしく思い出すかというと、
その編集者様なんです。

素晴らしい方でした。私に芸術というものを教えてくださった方でした。
その方とのすべての会話が人間的に深かったんです。
人間つまりはこの世を多重的に見ようとするようになったのも、
その編集者様との出会いがあったからです。

その方の知的レベルには私はまだまだ到底及びません。
でも以前よりは深くものごとを考えるようになりましたよ…と
今その方に言いたい気がします。
今ならもっと素敵な会話ができるのになと思ったりもします。
ああ、いえいえ夢ですよ。

人を毒と薬に例えるならば、まさに薬のような方でした。
20年前の私には深い悩みがありました。
それを一所懸命聞いてくださり、いい方向へ向けようとしてくださいました。
でも薬というのは毒よりは効いてくるのに時間がかかる気がします。
自分で治そうとする力が必要だからでしょう。
それが何だか今頃効いてきたようです。

でもこの20年は私にとって絶対に必要でした。
たとえて言えば、毒をどんどん飲んでしまうような生き方でしたけど。
精神的にはすごく意義がありました。
毒もまた必要なものでした。

今そう思えるのが最高に幸せです。




私は多くの方達に支えられて、また作品を世に発表することができるようになりました。
感謝の気持ちとともに描かせていただきます。
失った物理的時間としての20年を取り戻すためにも。



皆様
嬉しい応援コメントをありがとうございました。
今進行中の新作を早く読んでいただきたいというのが、私の何よりの願いです。

***********************************
19:51投稿の
X様
またクイズですか。その答えはちょっと言いたくないんですが・・・

バイアグラ
でしょう?
もうブログでこういうことはしないことにしましょうね。
多数の方が見てくださるものですから。
人の無意識は、心理学では森にたとえられるらしいです。
そういう意味では私はもう森を出ました。
あなた様もあまり人をからかうようなことばかりなさっていると、もっと深い森に進んで行かれるような気がしてなりません。
それは私にはどうすることもできないことです。ご自分を大切になさってほしいと思います。
優秀な頭脳をお持ちなんですから。

*****************************
N様
わかりにくいことを書いてしまいましてごめんなさい。
その方ではありません。
S社時代は7人の担当様とお仕事させていただきました。
最後の担当様です。
本当に今日、仕事しながら突然懐かしく思い出したのですよ。
いい思い出しか残っていない方です。

[ 2009/07/04 14:11 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)
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プロフィール

Author:茶木ひろみ
(本名は現在非公開とさせてください)
1956年4月16日牡羊座
兵庫県神戸市生まれ
コーヒーとバタートーストとチョコレートケーキと麺類が好き。

職業は謎の漫画家。
幼少の頃から世界は恐怖と愛でできていると感じ、その矛盾を受け入れる生き方を続けている。
現在も描き続けている「銀の鬼」シリーズは、その矛盾がテーマとなっている。

ピアフやアダモをBGMに原稿を描くのが最高の幸せ。

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