岡山放送局

2009年7月18日 19時7分更新

大原美術館探検


倉敷市の大原美術館では子どもたちに美術館に関心を持ってもらおうと普段は公開していない美術館の裏側を見てもらう見学会が行われました。

この見学会は普段は見ることができない美術館の姿を見てもらうことで、子どもたちに芸術に関心を持ってもらおうと、大原美術館が行ったもので、美術館には、小学生ら20人あまりが集まりました。

子どもたちは、美術館の展示室の気温を一定に保つ空調設備や、収蔵品を保管するための収蔵庫を見学し、貴重な美術作品を安定して保管するためのさまざまな仕組みを学びました。

このうち収蔵庫では中に入る際に急激な気温の変化を防ぐためいくつもの扉を通るほか、作品を傷める虫や微生物を持ち込まないために靴を脱ぐことなどを実際に体験し学芸員は美術館が作品を守るために細心の注意を払っていることを説明しました。

参加した子どものひとりは、「誰も見たことがない展示室などが見学できて良かったです」と話していました。

この見学会は、19日と7月22日も大原美術館で行われます。