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日本人は温泉が大好きだ。30分入っては休み、また入っては休みを繰り返す人もいるほど。それほど温泉が好きな日本人なのだから、海外に行っても温泉に入りたい。それが日本人のホンネというもの。

しかし、あまりに日本人が温泉で長風呂をするため、30分以上入らないように注意文を掲載する温泉が海外に登場した。

タイの地方都市・チェンライからタクシーで20分ほど移動したところにある、バンドゥー温泉だ。このバンドゥー温泉はタイ有数の温泉として日本人にも密かに知られており、たびたび日本人の団体がやってくることがあるとのこと。

しかし、西洋人やタイ人はサッと入ってサッと出て行くのに対し、日本人はじっくり浸かってじっくり汗を流すという、温泉施設からすると回転率の悪い客となっている。

しかし日本人にきつく注意することもできないことから、温泉施設は「けんぅこぅ の ために30ぷん いない に おねかいします」という貼り紙をすることにしたようだ。やや日本語が変だが、日本人に対してなんとか30分で出てってくれるよう、頑張って書いてみたという努力が垣間見れる。

確かに、のぼせてしまっては楽しい旅行が台無しだ。両親とともに旅をする機会があれば、バンドゥー温泉に立ち寄ってみてはいかがだろうか? ただし、30分以内に出なくてはならないが。

Photo: RocketNews24 Staff