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「麻生降ろし」議員は応援せず…自民都議団

7月18日7時12分配信 読売新聞

 麻生降ろしに加担する国会議員は、衆院選で応援しません−−。東京都議選で大敗した自民党都議団は17日、「挙党一致で行動しなければ、衆院選で支援しない」とする内容の決議文をまとめ、党本部に提出した。

 都議団は、麻生降ろしの動きが都議選敗退の一因とみており、「党内の混乱が続けば衆院選も大敗する」(都議)として、異例の決議文提出に踏み切った。

 決議文では、麻生首相に批判的な言動をする国会議員を「責任政党の一翼を担っている自覚も責任も全く感じられない」と指弾し、「挙党一致の行動がなされない時は衆院選は重大な決意をもって臨む」とした。

 背景には「麻生内閣の低支持率の下、組織力で都議選を戦うつもりだったが、党内の混乱が従来の『自民ファン』をも離れさせ、組織選挙も崩壊した」(都議)という思いがある。

 この日は、都議選敗北を総括する都連の会議が開かれ、都選出国会議員らも多数出席。都議らから「敗北は国会議員がガタガタして党が一つにならなかったから」「自分の名が売れればいいと、テレビの前で勝手なことをしゃべる国会議員がいる。冗談じゃない」といった不満が噴出。

 矛先を向けられた形の国会議員が「麻生首相が議員の意見を聞いてどんな日本にするか語る場を作るため、(両院議員総会開催に賛成の)署名をしただけ」などと釈明に追われる一幕もあった。

最終更新:7月18日7時12分

読売新聞

 

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