平成17年11月26日(土)、釜利谷フェスティバルが行われました。当日は755人の保護者や地域の方々が来校されて、子どもたちの活動に参加してくださいました。1、2年生は生活科や国語を中心とした学習を、お店やさんや劇で発表しました。3年生以上は、総合的な学習の時間(わくわくタイム)で子ども達が興味をもって取り組んできたことを主体的にまとめ、わかりやすく発表しました。

かみしばい

2年1組  薗部 洋介

 『こいつ』のおはなしをしました。かみしばいです。たくみさんとぼくでやりました。たくみさんのおとうさんとおばあちゃんもきてくれました。うれしいです。うちのおばあちゃんにもきてほしいです。(注:『こいつ』はぬいぐるみの愛称です。)

フェスティバル

4年2組  野村 拓海

  フェスティバルのとき、ぼくはかみしばいをやりました。よんだのは、「それいけパトカー」と「こぶたのとことこ」そして「かくれんぼ」をよみました。となりでは「くずかごおばけ」がやっていました。「ブーブーブー」

 

定春商店

4年3組  嶋村 定春

  ぼくはフェスティバルでコマやさんの定春商店をやりました。5年とかたくさんのおきゃくさんがきました。ショータイムはドキドキしましたが「空中手のせまわし」がせいこうしてとってもうれしかったです。


フェスティバル

1年1組  八しろ もえか

 フェスティバルで一ばんたのしかったのは、4・5・6くみさんのショータイムです。わたしは、ぜんはんのじぶんのしごとが、おわってから、いそいでいきました。プログラムを見て、いこうときめていました。じっさいにいってみたら、たのしかったです。中でも、一ばん気にいったのは、え本の「くずかごおばけ」のブラックライトのげきです。ほかには、こまやぶんぶんごまがありました。
 つぎに、見にいったのは、おねえちゃんのいるたいいくかんへいきました。おきなわのことばのげきをみて、クイズでプレゼントをもらいました。じかんがあったら、もっと見たかったです。らいねんのフェスティバルがたのしみです。


あきのおみせやさん「ミニリースやさん」

1年2組  えんどう はるか

  わたしはミニリースやさんで子どもやおとうさん・おかあさんがつくるもののホットボンドをつけてあげるのをがんばりました。じゅんびのときは、いろいろなものをつくったり、みんなとはなしあったりしてよくできました。はじめは、どきどきしていたけれどやってみたらおもしろかったです。6ねんせいのおにいさんが木にモールをどうやってつけるかわからなかったのを、おしえてあげました。また、フェスティバルはがんばって、おきゃくさんのことをはげましてあげました。げんきよくこころをこめてやりました。だってげんきいっぱいのかまりやしょうがっこうだからです。


たのしかったフェスティバル

1年3組  さごう まなか

 わたしは、はじめてのフェスティバルで、あきのおもちゃランドのどんぐりベーターやさんでした。わたしは、おきゃくさんをよびとめるために
「いらっしゃいませ。」
といいました。わたしのあたまでは、かんたんだなとおもっていました。でも、じっさいは、いろいろなおきゃくさんがきてきんちょうしました。みんながやってくれて、わたしはしあわせでした。いちばんたのしいおもいでになりそうです。


フェスティバルの思い出

2年1組  いせき 日な子

 わたしがフェスティバルでがんばったことは、みんなで声をそろえて言うことです。歌を歌っているときは、学校じゅうが歌にかこまれているようなふんいき気でした。
 海の生きものも、すごいきれいでした。いかは、ビルーンと、スピードをつけておよいでいました。たこ、いそぎんちゃくもきれいでした。
 よくできたこともありました。それは、自分の役だった、赤い魚です。
  おわりのとき、おとうさんや、おかあさんが、ほめて、「すごい。」と言ってくれました。わけも教えてもらいました。「フェスティバル前よりも、もっとじょうずにできたんじゃない?」ということでした。「うれしいな。」と思いました。
  れんしゅうよりも、とってもうまくできたので、大きなはく手が出ました。さいごのメンバーしょうかいは、にが手だったけど、本番前よりもちゃんとできました。スイミーががんばっていたので、わたしもできました。
 すごいきれいなフェスティバルになりました。さいしょはドキドキしていたけど、本番にはどきどきしたのがなおりました。ふしぎでした。なんでかな、と思いました。本番がおわると、ドキドキするのがなおったなぞがとけました。「がんばろうとしたのかな…。」と思いました。


フェスティバルのこと

2年1組  わかみや こと音

 わたしがフェスティバルでがんばったことは、歌です。よくできたことは、セリフとおどりです。「グリーングリーン」のところがじょうずにできました。セリフは、声が大きく出せました。がんばっていたおともだちをしょうかいします。聞いてください。まさしさんとよし田ゆうとさんです。わけは、赤い魚たちも、マグロも、海の生き物も大ぜいいるのに、スイミーは二人だけだったからです。だから、かわいそうだな、と思っていました。でも、二人だけで、よくがんばっていたから、えらいなぁ、と思いました。
 れんしゅうは大へんでした。でも、おきゃくさんに見せるから、がんばろう、と思いました。みんなでげきができて、楽しかったです。
 ほかのクラスでじょうずだったのは、2年3組です。ま女がおもしろかったです。2年2組は、歌が長くてじょうずでした。1年生も字がじょうずでした。 


フェスティバル楽しかったよ

2年2組  遠どう りょう人

 れんしゅうのとき、さいしょにつかったのは、小さいてっきんです。だんだんつかってたら、大きいてっきんのほうがいい音が出るから、と中で大きいてっきんにかえました。本番のときも大きいてっきんでえんそうしました。いい音が出ました。おうちの人もほめてくれました。うれしかったです。楽きをつかってすごく楽しかったです。楽きをつかってから、ぼくはちょっと音楽がすきになりました。朝おきたら、はりきって早く学校へ行って音楽がやりたかったです。


音楽劇「スイミー」

2年2組  長谷川 こうた

 ぼくは、フェスティバルで「音楽げき スイミー」をやりました。さいしょれんしゅうのとき、だい一音楽室へ音楽を作る楽きをさがしに行って見つけました。くらい音楽をさがしているとき、「大だいこはどんな音かな。」と思いました。こわい音が出てびっくりしました。
  こんどは、明るい音をさがしました。ハンドベルとタンブリンを見つけて鳴らしてみました。タンブリンを鳴らすとき手をふるわせたらいい音が出ました。
  本番の朝おきたとき、「フェスティバルだ」と思ってドキドキしました。え顔でニコニコやりたいと思いました。
  げきの中でぼくがさいしょにつかうのは大だいこです。きんちょうしたけど、こわい音でやったらいい音が出て、みんなニコニコしてたのでせいこうしたと思いました。つぎに、タンブリンをつかってせいこうしたと思ったらみんないい顔してました。ぼくは、楽きと合わせたらいい音が出てうれしかったです。みんながよろこんでくれました。
 いろんなことをして楽しかったです。家で、いっぱいほめられました。ぼくは、うれしかったです。


にんじゃのおどり

2年3組  ながしま かいと

 ぼくはにんじゃのおどりをおどるのにきんちょうしました。2回目はきんちょうをしないでできました。はじめに自分の名前を手話でやりました。つぎに水とんのじゅつをしました。うまくいきました。つぎはかくれみののじゅつをしました。男・女に分かれてかくれみののじゅつをしました。つぎはマットのじゅつをしました。前まわりはうまくいきました。後ろまわりもうまくいきました。そくてんも2回もうまくいきました。しゅりけんのじゅつは一人の人をめがけてとばしました。つぎはとびばこをしました。しっぱいしてしまいました。みんなでやるラインダンスはたのしくできました。


うらしまたけたろう

2年3組  よしかわ たけひろ

 うらしまたけたろうは、よしかわたけひろ。にんじゃはおもしろかった。けんのおどりおもしろかった。ラインダンスすばらしかった。トトロ、トトロ、おもしろかった。


楽しかったフェスティバル

3年1組  塚田 翔

 フェスティバルですごく楽しかったことは、お客さんがいっぱいきてくれたことです。ぼくは、「かまど」と「つぼ」と「ねんりょう」をお客さんに教えてあげてすごくきんちょうしました。ぼくの出番にきて、しんぞうがどきどきしていました。声がそんなに出なかったけれど、きんちょうしなくなってきてはっきり言えました。
 後半は、4・5・6組に行って、ぶんぶんごまを自分でやったらよく回りました。おりがみもしました。ぼくが作れなかったから、池田さんに教えてもらってすごくうれしかったです。
 ほかのところも行きました。6年1組はすごくおもしろかったです。6年2組もおもしろかったです。でも、一番に楽しかったのは、池田さんがおりがみを作ってくれたことです。
 フェスティバルはすごく楽しかったです。

 

心にのこったフェスティバル

3年2組  大川 真奈

「ガサガサガサ。」紙しばいの始まり。紙しばいのないようは,昔の釜利谷小学校。みんな楽しみにしている。わたしもうまく話せるようにがんばっている。紙芝居をするとき3人で,「みんな来ているからがんばろうね。」と話した。みんなはわたしたちのほうを真けんに見ている。真けんに見ているので,もっときんちょうした。でも,だんだんらくなしせいになっていった。そして,わらって,わたしはしゃべった。紙しばいが終わった後,お客さんがほっとしておもしろかったようににこにこわらって,小さい子もわらっていた。そのとき,わたしもほっとして少しわらいはじめた。紙しばいはちょっとだけ文をまちがえたけど,無事に終わり,2人もほっとした顔をしていて,わたしが2人の顔を見てもう一度わらって紙芝居は終わった。

 

みんなでがんばったよ フェスティバル

3年3組  田辺 愛実

  私は前半見て回りました。初めての1年生を見て「がんばっているな。」と思いました。1年1組は弟のやっている場所です。弟はわ投げのわを配っていました。わたしはわ投げと葉っぱの魚つりをしました。1年3組ではリースを作りました。じゃんけんをする時に負けてしまいました。木を3本重ねてモールで止めます。そしたら、どんぐりやビーズやまつぼっくりをかざってつけて出来上がりです。4年3組はウオーターランドをやっていて、そこですごろくをやりました。けれどもリコーダーの時間が心配であまり出来ませんでした。あまった時間に3年3組に行きました。初めのもぞう紙の人たちの発表しかきけませんでしたが、他の発表も楽しそうでした。
  前半と後半の間にもリコーダーと合しょうをしました。音楽会といっしょでリコーダーは「地平線」で合しょうは「赤いやねの家」です。
 後半は3年2組の自然グループでやりました。その中で、わたしはクイズグループでクイズを10問出しました。問題は「この中で夏の花があります。一つに手をあげて下さい。」です。わたしは少しきんちょうしました。でも初めだけで、次にやるときはきんちょうしませんでした。2回やった後お客さんが来なくなったので色々な所に人をよびに行きました。
  今年のフェスティバルは十分に楽しめたと思います。

 

今年のフェスティバル

4年1組  八尋 大輝

フェスティバルまで、パソコンで調べたり川で調べたりして、とても大変でした。アメニティや、せせらぎ・宮川を調べて、せせらぎが一番きれいでした。パソコンの中の資料をコピーしたり、下書きや清書をしたりしました。フェスティバルになったら、案内係や発表をがんばりたい、あと、みんなに見てもらいたいと思っていました。
ぼくは、フェスティバルの日、水すごろくの説明をしました。お客さんがものすごくいっぱい来ていたのがすごかったです。前半の時にひまだったので、5年3組に行ってわら人形を作ったり、4・5・6組に行ってぶんぶんゴマを作ったり、紙しばいを見たり、体育館で3年生のリコーダーと歌の発表を見たりして、とても楽しかったです。
来年のフェスティバルのときにも、いい発表をしたいです。

 

フェスティバル

4年2組  河野 孝明

 11月26日、「釜利谷フェスティバル」がありました。ぼくたちのクラスは、「地震」について調べました。その中でぼくたちの班は、『釜利谷の防災』について調べました。釜利谷小にある防災備蓄庫に入ったり、地域の危険なところを調べたりしました。放課後は、危険な場所をビデオでまとめるために、さつえいに行ったりしました。
 本番は、20人ぐらい人が来ていてびっくりしました。けれど、しっかり練習していたのできんちょうしませんでした。来年のフェスティバルがとても楽しみです。


大変だったフェスティバル

4年3組  鶴本 葉月

 私は、点字のうち方を教えるという係でした。フェスティバル前日は,とてもいそがしく、時間がなくて大変でした。でもみんなで力を合わせてやったので、意外に早く準備ができました。私たちは、5月に目の見えない人と会い、思っていたよりもすごく元気がよくてびっくりしました。その人は、私たちに点字のことをいろいろ教えてくれました。6月に入り、点字の本を作ることにしました。図書室から本をさがしてきて打ち始めました。点字を打つ紙は、かたい紙にしたので手がいたくなりとてもたいへんでしたが、ようやくでき上がり、フェスティバルに役だってよかったと思います。10月には、みんなで点字トランプを作りました。がんばってきた点字についてフェスティバルでみんなにみてもらえてよかったと思います。大変だったけれどフェスティバルが成功して本当によかったです。

 

5年1組  宇田川 和貴

 きんちょうしていたせいか、まちがえてしまった。なんとかつなげて言えたみたいだったけれど、文がちがっていて、内容が変わってしまったかもしれない。まちがえても「分からなかったし、だいじょうぶ!」と言ってくれた人たちに、ありがとうって言いたい。
 自分はやれば覚えられるということ、人のために行動することも大切だということを学んだフェスティバルだった。
 1年生のネックレス屋さんの人たちは、お客さんの私たちに、「ひもの色はどれにする。」「ビーズを3つ選んでください。」などと積極的に声をかけて、もらう人にとって一番いいものは何かを考えて行動していたことがよかった。

 

5年1組 鈴木 瑶子

 絶滅危惧種のことをやって、これだけたくさんの生き物が苦しんでいるかということを知りました。そして、その原因のほとんどが人間だということも知りました。人間が自然をこわしているというのは知っていたけれど、そのせいで苦しむはめになった生き物がこんなにいるとは知りませんでした。
 人間が好き勝手をする分、苦しむ生き物が増えるのだから、人間は好き勝手をしてはいけないと思います。
 他のクラスでよかったなと思うのは、2年生の「うらしましょうたろう・たけたろう」のげきです。げきでは、名前を手話で示していました。このクラスは耳の聞こえない人とも話せるように、手話の勉強をしたんだと分かりました。
このように、自分たちが勉強したことを生かして発表していたのが、よかったなと思いました。


楽しい釜利谷フェスティバル

5年2組  小林 幸恵

 私たちのクラスは、釜利谷について調べました。わたしたちのグループでは、釜利谷の子ども地図を作りました。クイズを考えたり、釜利谷の人たちが行く場所の写真を撮ったりしました。
 自分たちの発表の時間になるまで、母と弟といっしょに他のクラスの発表を見に行きました。6年3組や1年3組や家庭科室にいきました。
 いよいよ私の発表の時間になったら、いきなりきん張しました。思ったより来てくれた人が少なく、もっといっぱい来てほしかったです。
 きん張して、声が出なくなりそうでしたが、お母さんやお姉さんや弟を見ていたらきん張がなくなりました。

 

バケツ稲を育てて

5年3組  板倉 拓海

ぼくは初めてバケツ稲を育てました。毎日のように小林さんと見に行き、水やりや害虫取りをしました。その他にも、すずめの被害にあわないように網をかけました。網が破れて大変でした。また、秋には落水しても落水しても雨が降るので、バケツの場所を変えました。1週間後刈り取りをしました。三口分くらいしか取れませんでした。でも、少なくても脱こくや精米の時にすりばちでするのは大変でした。フェスティバルでは『ご飯の栄養』について調べました。調べてみると栄養がいっぱいふくまれて、ご飯の大切さがわかりました。それを発表して、驚いている人がいたのがうれしかったです。自分で作ったお米は、これから食べるので楽しみです。

 

協力することの大切さ

6年1組  金森 浩平

  最初は準備などが早くできなくて、「当日までに間に合うかな・・」と心配でした。だけど、だんだんよくなってきました。「これなら当日までに間に合う。」と思いました。そして、当日は僕たちが練習してきた劇がうまくいき、お客さんにも、戦争のつらさなどが伝わったと思いました。そして、準備で大変だった「戦車作り」、その戦車で子ども達をのせてあげることができてよかったです。あと、前日に壁に沖縄戦の資料をはりました。それも、しっかり見てくれていたので、本当によかったです。エイサーもうまくおどれてよかったです。僕は「沖縄戦」のことをテーマにしましたが、沖縄戦で住民が、どれだけ被害にあったかなどがわかりました。こういうことをお客さんに知ってもらったので、それもよかったです。僕は、みんなと協力し合ってフェスティバルができたので、これからいろいろなことをやっていく中で、「協力する」ということを生かしていきたいです。「協力する」というほかにも、いろいろなことをフェスティバルで学んだので、生かしていきたいです。


これからの「自分」に生かしていきたいこと

6年1組  宍戸 美岬

沖縄方言のグループでは、「もも太郎」の人形劇をすることにしました。沖縄の方言はまったくわからず、言葉だけわかっても、その発音がわかりませんでした。そこで、玉城先生に聞き、カセットテープに録音して練習しました。
私が一番大変だったのが、人形の絵でした。おじいさんやおばあさんの顔の感じがむずかしく、もも太郎の本を見てかきました。人形ができあがってから、クラスの中で発表し、足りないところなどをアドバイスしてもらい、「人形がすぐ取れる」ように工夫しました。段ボールに穴をあけ、人形をさしておくことにしました。そうしたことで、とても楽になって、やりやすくなりました。それだけでなく、人形劇だけではつまらないので、クイズやくじを作りました。クイズはヒントを出さないとわからないので、ヒントを用意しました。人形劇は、声がお客にとどかなかったので、リハーサルよりも大きな声をだしました。大変だったけれど、発表の仕方や「まわりの人に聞かせる声」の大きさのことなど、これからの「自分」に生かしていきたいことだと思いました。他にも、グループでやったので、「相手に対しての態度」や「自分が思ったことを言う」「相手にアドバイスしていく」などもこれから生かしていきたいと思います。

 

最後のフェスティバル

6年2組  小野 隼生

 ぼくは、最後のフェスティバルでは一番がんばったけど、一番恥ずかしかった。ぼくは一番はじめから一番がんばらなければいけないポジションだった。なりゆきでリーダーになってしまい、やる気がなかったわけではないけれど、いきなりのことなのでびっくりした。そして「炭仙人」という役にもなり、とても恥ずかしかった。
 ぼくたちの第一部は、問題がたくさんあった。なかなかみんなの意見がまとまらない。その中で、一人一人がみんなのことを信じたり、考えたりすることが欠けていることに気づいた。みんなのことを信じ、話し合いをすることによって、より分かり合おうとすることができてきた。本番までに問題を全部乗り切ったということは、すごいと思うし、やっぱりそれもみんなの力だと思う。無事にフェスティバルをむかえられたのもみんなの力だと思う。
フェスティバル当日、ぼくはとてもきんちょうした。やっぱりセリフを間違えるのを一番恐れていた。それがプレッシャーとなり、さらにきつくなった。本番はがんばってセリフを言った。つっかかってしまったこともあったが言いたいことは全部言えたからよかった。見てくれた人たちもゴミを少なくしていい環境作りをしてほしいと思う。
 6年2組は自分たちの劇で、「5つの宣言」をした。「リサイクル」や「環境問題」については取り組んでいるのでこのまま続けていこうと思うが、「お互いに分かり合う」というのは、このフェスティバルでも大変なことだということを実感したから、少しずつでもみんなのことを分かり合って楽しく過ごせたらいいと思う。そして宣言にうそをつかないようにしたい。
 来年は、ぼくは釜小フェスティバルをやらないけれど、どんどん楽しいフェスティバルにしてほしいと思う。

 

満開だった菊

6年3組  武井 将吾

 6回目、最後のフェスティバル。今年の発表は英語劇の上演と菊の展示会でした。
英語劇は3つのグループに分かれ、その中の「スザンナの休み時間」は自分たちのグループで演じ、ぼくはナレーターと仲間はずれ役をやりました。最初始めた頃は役になれきれず、何度もこんな劇やめてしまいたいと思いました。フェスティバルが近づくにつれて劇の中の自分をつくりあげていきました。そして劇は見事成功しました。
菊は5月のゴールデンウイーク明けに苗から育てていきました。10pほどの苗を半年かけて1m15pほどに育てました。
当日、菊コーナーに来る人はだれもいませんでした。あまり目立たなかった所にあったからです。あまりにも悲しかったので、通りかかった人に「6年3組の菊コーナー見ていってください。」などと声をかけたらだんだん人が集まって、一時満員に近い状態になりました。自分たちの菊がこんなに多くの人に見てもらえて、しかも「よく育てたね。」などと帰る時に話してくれた方もいらしてうれしかった。菊づくりを長くサポートしていただいた佐藤さんもフェスティバルにいらっしゃいました。佐藤さんは、「満開できれいな菊だ。」とおっしゃいました。改めて菊コーナーを見ると、30本以上の菊がほとんど皆満開でした。始めの静けさは消え、活気があふれた菊コーナーになっていました。人々にさらに声をかけ、時には説明もするような自分がいました。ぼくは、もう夢中でした。それまではそんなに菊の事は大事に考えていなかった。けれど、誰も来なくなると「大事」に育てた菊を誰も見てくれないなんて「ひどい」という気持ちになり、心の中で初めて「大事な菊」と思えるようになっていたのです。今までなんとなく「大事な菊」と思っていたことが、この時は「絶対大事な菊」と思えたのです。菊を育てたからこそ気がついたことです。菊が教えてくれた気がします。そう思うとすごくうれしい気持ちになれました。ぼくにとって最後のフェスティバル。それは悔いのない、心に残る思い出がたくさんプレゼントされたものになりました。