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住金和歌山製鉄所で火入れ式 総投資額2750億円 和歌山
住友金属工業の和歌山製鉄所(和歌山市湊)で17日午前、3年前から建設が進められていた新第1高炉の火入れ式が行われた。3700立方メートルの容量を持つ最新設備で、いったん火を入れると25年以上稼働できるという。新高炉稼働に伴い、老朽化が進む第4高炉は休止された。
同製鉄所では平成24年稼働予定の新第2高炉の建設も進められ、2基とも稼働すると生産量は現在より100万トン多い年間520万トンとなる。2基の総投資額は2750億円に上り、シャープの液晶コンビナート(堺市)などと並ぶ大阪湾岸4大プロジェクトの1つに位置づけられる。新第2は新第1と同設計の“双子型”にして、設計費削減や設備品の共有化などを図る。
火入れ式は神事で安全操業を祈った後、下妻博会長や友野宏社長らが熱風の吹き込み口からたいまつを入れ、高炉に命を吹き込んだ。
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