弔問客にあいさつする喪主の長女ひとみさん。左は遺影を手にする次男・健司さん=都内の斎場
間質性肺炎のため11日に73歳で死去した全日本女子プロレス興業の創立者、松永高司会長の告別式が16日、都内の斎場で営まれ、赤城マリ子、ナンシー久美、ビクトリア富士美、立野記代、小倉由美、三田英津子、吉田万里子らが“女子プロレスの父”を見送った。北斗晶はお別れの言葉で「会長が造った全女の魂は、これからも受け継がれていくと思います」と述べ、恩人に感謝した。
昨年9月には妹で全日本女子の原点の女子プロレスラー、吉葉(田口)礼子さんが死去。“全女オンリーワン”だった会長の他界で、全日本女子の歴史にも終止符が打たれた。