現代自の新マーケティング、米で成功なるか(中)
品質・ブランドで勝負すべき
◆市場シェアを高めるための攻撃的マーケティング
現代自の攻撃的マーケティングの目的は、大きく分けて二つある。一つは、市場シェアを引き続き引き上げるためで、もう一つは、来年予定されている米国市場での最高級型セダン「エクウス」発売に備える、という考えだ。
現代自は最近、ニューヨークのタイムズ・スクエアの中心にある大型の立て看板6枚を独占使用する契約を結んだ。ブランドイメージ向上のためだ。GMが経営難で立て看板の契約をやめたため、それをそのまま引き継いだ。
現代自は、今年5月には全世界の超特級VVIP50人を済州島の海辺に招待し、ゴルフ大会を開いた。エクウスやジェネシスなど最高級車種の売り出しのためには、レベルの高い顧客の口コミが重要だという判断があったからだ。
ニューヨーク・タイムズ紙は最近、「現代自がジェネシスのマーケティングを大幅に拡大し、日本の自動車メーカーの市場シェアを奪っている」と報じた。現代自は現在、エクウス12台を米国に送り、現地テストを実施している。米国の環境に合わせてエクウスを改造し、輸出しなければならないからだ。
◆長続きが難しいのはなぜ?
現代自のこうした攻撃的マーケティングは長くは続かない、という見通しも出ている。理由は、まねされやすい戦略だというもの。自動車のマーケティングで成功しようとすれば、基本的には品質とブランドが確固とした裏付けにならなければならない。産業研究院のイ・ハング博士は、「現代自は、品質は良いがブランドが釣り合っていない」と語った。
現代自の関係者は、「米国の消費者の認識は、過去10年間で大きく変わることはなかった。安い自動車だという認識が今でも非常に強く、抜け出すのは大変」と打ち明けた。
現代自はこれまで、「安い自動車」というイメージから抜け出すためにアマンティ(韓国名オピラス)とジェネシスを投入したが、アマンティは完全な失敗だった、という結論が内部で下された。現代自内部の報告書によると、アマンティは少数民族出身の「成り金」が乗る車だという調査結果が出たという。
崔宇晳(チェ・ウソク)自動車チーム長
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