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金総書記、上げ底靴やめた 健康悪化と関連?

2009年7月17日5時2分

写真:07年10月、故盧武鉉・韓国大統領を出迎えた際には、金総書記は上げ底靴を履いていた=東亜日報提供07年10月、故盧武鉉・韓国大統領を出迎えた際には、金総書記は上げ底靴を履いていた=東亜日報提供

 【ソウル=箱田哲也】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、若い頃から愛用していた上げ底の革靴を最近は履かなくなり、ウオーキングシューズ風の靴に変えていることが判明し、「健康悪化と関連があるのではないか」と話題になっている。

 金総書記はこれまで、外国訪問時や海外の要人を平壌で出迎える際には常にシークレットブーツのような上げ底の靴を履いていた。だが、一時途絶えていた動静報道が再開された昨年秋ごろからは、かかとの低い靴に変わり、最近はもっぱらウオーキングシューズのような靴を履いているという。

 ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮メディアが最近、配信した写真でも、金総書記はかかとの低い靴を履いていた。公開された場面が、野外でいすに腰掛けたまま現地指導する「極めて珍しい」(RP)写真だったこともあり、金総書記の写真を研究している東亜日報写真部員、辺映(ピョン・ヨンウク=ウクは日の下に立)さんは「金総書記がかかとの低い靴に履き替えたのは、健康悪化との関係があるのではないか」と分析している。

 朝鮮中央テレビは8日、故金日成(キム・イルソン)主席の追悼大会に出席する金総書記の動画を放映したが、足をひきずっているように見えたといわれる。

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