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【埼玉】

『無職注意されけんか』 さいたま兄刺殺事件 胸など刺され失血死

2009年7月17日

 さいたま市見沼区の自宅でアルバイト荒井祐哉さん(27)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された弟の元塗装工健容疑者(26)は「仕事をしていないことを注意されてけんかになり、刺した」と供述していることが、大宮東署への取材で分かった。

 同署は十六日、祐哉さんの司法解剖を行い、死因は胸など数カ所を刺されたことによる失血死と判明。自宅敷地内で凶器とみられるナイフ一本が見つかった。

 健容疑者は祖父母と父、祐哉さんとの五人暮らし。近所の農業の女性(52)は「喜代美さんは祐哉さんのことを『気をつかってくれて優しい子』と言っていた」と驚いた様子。健容疑者については「以前は荒れていたが、大人になってからはきちんとあいさつもして、『子どもができた』と話していた」と話した。

 

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