退職教諭や戦争体験者らで構成する「浦添軍港建設反対 ヘリ基地建設反対 あらゆる基地の建設・強化に反対するネットワーク」(妹尾活夫代表)は15日、県庁で記者会見し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に抗議する声明を発表した。
声明は「中国・アジア侵略戦争を導いた東条英機などA級戦犯をも合祀(ごうし)する靖国神社への首相の参拝自体が憲法違反だ。中国や韓国などアジア近隣諸国の民衆とともに強く抗議する」としており、14日に首相に郵送した。
退職教諭の当山全治氏は「A級戦犯が合祀されている神社への参拝であり、13日の参拝でも15日でも結果は同じだ」と述べ、中国や韓国側の見方は変わらないことを指摘した。
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