統一教会 会長人事 徳野英治 梶栗玄太郎 特定商取引法違反
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統一教会の緊急記者会見について(3)
●記者との質疑応答(上)
−はじめにお断りを−
記者の質問には聞き取れないところがあり、一部を省略しました。
徳野会長と岡本総務局長の回答は、ごく一部、話し言葉を書き言葉に変えたところがありますが、正確に再現してあります。
なぜ、発言のすべてを要約ではなく、逐一、再現するという面倒な作業をしたのか。それは、現役の信者すべてが、今後、徳野会長の発言に縛られることになるからです。
もし、発言と異なる行動を取れば、それは引責辞任した徳野会長を裏切ることになり、そしてひいては社会はもう統一教会という組織そのものを今後一切信用しなくなることを意味します。
現役信者の方は、今後の活動の指針として一字一句丁寧に読んでもらい、一方、統一教会に批判的な人たちは今後の統一教会の活動をチェックしていくうえでの参考テキストとして読んでください。
※下線をつけたところは、解説で言及する部分です。
■−道義的責任でおやめになるということだが、もう少し具体的に、この事件に信者の方がどう関わっていて、それについてどういう責任を負われるということなのか、説明してください。
徳野 この声明文の中にもございますように、当宗教法人は今日までいかなる収益事業も行っていません。信者個人のみなさまの信仰指導 伝道問題、あるいは教化育成を中心として監督指導してきております。
したがいまして、信者の方々の私生活全面、経済活動にまで監督指導する立場にはございません。
したがいまして、信者個人の方々が引き起こした問題に対しても、信者個人の自覚と責任に帰するものが大きいと考えています。
しかし、残念ながら、一部の信者の方が犯した違法行為のゆえに、その信者の方々が所属している教会にまで警察の捜査の手がのびたということに対しまして、社会をお騒がせしました。
このことに対して、日本の国民のみなさまに対し、
そしてまた信者のみなさまの中には問題を起こしていない信者のみなさんがたくさんいらっしゃいます。そうした信者のみなさまにもご心配、ご迷惑をおかけたことに対して、
私は教団の責任者として大変遺憾に思い、その道義的責任を感じ、自らの進退を辞するという形をもって責任を取り、会長自らがメディアの前に現れて、けじめをつけたいと考えた次第です。
■−あくまで信者の方の個人的なってことですですけど、警視庁の調べでは、印鑑販売のときに
勧誘なんかもしたとなっていますが、実際にそうした勧誘で信者になられたんであれば、組織的になされたんではないかと思うほうが一般的ですが、その点についての説明をいただけますか。
徳野 まあ先ほども 法人としては信者の方の信仰指導、魂の救い、強化育成 伝道問題、こういう分野に限って、監督指導しています。したがって信者の個人の方々が犯した経済活動における問題に関して法人は一切関与していません。
またこのたびの東京における問題等等、法人は一切関与はしておりません。
捜査の問題に関しましては、捜査当局にお任せしています。
したがいまして、現在捜査中ということもございますので、捜査の推移を見守り、その結論を待ちたいと考えています。
■−・・・・・・・・(聞き取れず)
徳野 現在、統一教会は直接文先生を最初から証をして、統一教会の名前をはっきりと証をして伝道しないさい。友人、知人、家族の方々、あるいは様々な知り合った人を伝道する際に、はっきりと統一教会の名前をいいなさい。文先生の名前を言いなさい。もちろん、驚く方もおられるだろうし、そう簡単に受け入れない方もおられるでしょうけど、それはやむを得ない。
しかし、正々堂々と統一教会の名前を証して、そして文先生の名前を証して、伝道しなさい。こう、いま強く指導しています。
本年2月12日の通知文、ならびに3月14日の通知文(日付ママ)を通して、伝道を、最初から統一教会を証してやるように。今までその部分において不足な部分があって様々な誤解や問題が起きてきたところがある。
そういう問題を二度と起こさないように、誠意をもって、正直に、正々堂々と統一教会の名前と文先生の名前を言いなさない。そして伝道しなさない。と、このように指導しているところです。
■−経済活動が個人的な活動であり、法人とは関係ないことだとなれば、今後も同種の事案が起こってしまう可能性もあると思うが、その点についてはいかがですか。
徳野 先ほど申しましたように、個人の行動とくに経済活動、私生活全般には法人が直接監督指導する立場にはございません。
しかし、信者が犯した行動に法人が全く責任を持たないというのも、無責任であります。したがいまして
本年2月12日に、信者さんたちが社会的な問題を起こさないために、コンプライアンス、遵法精神をもっと尊んで、活動するように、伝道活動においてもあらゆる活動においてもそうするように、と。このような文章、通知文を出しました。
そして、教会指導者がよくよく信者の方々が社会的な問題を起こさないように、社会にご迷惑なりご心配をおかけしないように、そのように強く、通知文を通して指導しております。この強い指導は今後もますます強めていきたいと。
とくにコンプライアンスの問題はしっかりと教育して、社会的な問題に至らないように、たとえそれが信者さん個人の問題だったとしても、それはそのような社会にご迷惑なりご心配をかけることのないように、いま指導している最中です。
■−なぜこのような事件が起きてしまったと思われるのか。
徳野 このような事件は残念、無念であります。非常に胸が痛い。もちろん法人が直接関与していないとしても、信者さんたちの個人の活動による事件だったとしても、大変胸がいたい。
なぜだろうかと真剣に考え、また分析もいたしました。
もちろん正確な回答にはいたっておりませんが、一つにはコンプライアンスの問題、これをよくよく勉強していない。
たとえば特定商取引法はどういうことをしたら引っかかるのか、どういうことをしたらそれが違法になるのか。
その正確な知識がない。そういう部分において足りない部分があったのではないかと分析しております。
■−先ほど捜査は捜査当局に任せているということですけど、警視庁は、(印鑑販売会社の)「新世」ですが、統一教会と密接不可分であるという見解をわれわれに示していますが、それを見ますと、統一教会が営業活動に関与しないという見解とは、矛盾する見方をしているのですが。
徳野 私はあくまで宗教法人・統一教会は信者の個人の信者の方々の営業活動経済活動には関与していないと断言できます。
したがいまして、教会の指導者に個人の営業活動には関与してはいないと把握し、信じています。
ただ、なにぶん、捜査中の案件なのでありますから、捜査当局にお任せして捜査の推移を見守る以外にないと考えています。
■−「新世」に限らず、「北玄」、「サンジャスト福岡」は統一教会系の企業だと捜査当局がみています。そうした企業が、今年に入ってこれだけ事件が相次いで起きているのにもかかわらず、(統一教会が)把握してなかったというのは理解できない。
岡村 みなさまご存知のように5カ所で、特定商取引法に関わる教会信者が関わった事件が起こっております。
新聞報道を通してもあるいは現場からの報告からもそれは聞いています。ただ、具体的法律に関わる違反事項、そういうことに関してではですね、各販売会社ならびに担当している役員等の判断の問題ですから、最終的には今日までその対応が遅れたということだと思います。
■−つまり、各地の方は把握しているけど、本部としては把握することができなかったということですか。
岡村 教会は経済活動 販売活動 指導する立場にございませんので・・・。
■−販売活動に指導していないんだから、販売についてはわからないということだと思いますが、違法行為があれば、ほかのところのところでも起こっているんじゃないかと考えるのがふつうだと思いますが、そのへんの調査はされなかったんですか。
岡村 今年の2月に、本格的に、全国の事件関係の調査をしてですね、それでそれに対して、法人からは、強いコンプライアンスに関する指導を全国に通達したという状況でございます。
(岡村法務局長)
■−宗教団体には教団と信徒会というのがありますが、統一教会には信徒会がない。信徒会の責任に任せるということではなく、教団が直接、信者に責任をもつという立場ではないですか。
徳野 やはり宗教団体、もちろんそれぞれ宗教団体の性格は違うでしょうが、宗教法人というのものはメインは魂の救いと、信仰的宗教的指導がなんといってもメインであります。
したがいまして、当統一教会も信者の方々の信仰指導 そして教育、伝道問題、これを監督指導してまいりました。
したがいまして、個人の信者さんの全生活、プライベート一切、あるいは経済活動、その他を含めてすべてを教団が指導監督する立場にございません。
したがいまして、信者さんが各自がそれぞれ自覚をして、信仰指導を受けながら、自らの行動における倫理基準を高めていく。そして社会的問題を起こさないように自覚をしていただいて、責任をもって行動していただくと。
そういう意味において、確かに、統一教会は教団と信者以外にはありません。信徒会という組織はございません。
しかし、やはり、原則は信者さんの個人の行動に対しては、信者さんの個人の自覚と責任において、しっかり行動していただくと。
そして、社会的な問題や世間にご迷惑をかけるような行動をは謹んでもらうと、このように指導している最中であります。
続く
- [2009/07/16 21:03]
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