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2009年7月15日(水) 19:15 |
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香川警察学校の感染者22人に
香川県警察学校での新型インフルエンザの集団感染は、15日、新たに警察官など4人の感染が確認され、感染者の数は合わせて22人になりました。
高松市の香川県警察学校では、警察官67人が同じ敷地の寮に泊まり込んで研修を受けていました。 今月12日に初めて感染が確認された研修生5人は、3人が同じ部屋に、あとの2人が両隣の部屋に泊まっていたことがわかりました。 この階では、泊まっていた26人のうち14日までに11人の感染が確認されています。 発端は今月8日でした。発熱などを訴えた研修生5人は、保健所の指示で簡易検査を受けましたが、インフルエンザではなく、ウイルス性胃腸炎などと診断されます。 しかし、そのうち2人は発熱などが続いたため3日程たって簡易検査を受け、今度は陽性と判定され、その後の遺伝子検査で新型インフルエンザをわかりました。 これまでに感染が確認された18人のうち10人は、一旦は、簡易検査でインフルエンザではないと判定されています。 簡易検査は発症からの時間によってウイルスの量が変化するため陰性と判定されるケースもあるとされ、検査の時期や信頼性も十分考慮して今後の対策を考える必要がありそうです。
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