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辛口批評一色!長澤まさみ“官能演技”にガックリ…

「群青」大コケの裏側

 夏休み映画で早くも明暗が分かれている。「ごくせん THE MOVIE」が先週末封切られ、興行収入40億円に向けて好スタートを切った。その一方で、長澤まさみ(22)主演の映画が超低空飛行中。いったいナゼ?

 仲間由紀恵(29)主演の「ごくせん」は、シリーズ最終章と銘打って製作の日本テレビが宣伝面で猛プッシュ。そのかいもあって、11、12日の公開2日間で40万人を動員、4億9000万円の興収に。東宝は40億円に向けてのスタート成績になったとニンマリだ。

【「ごくせん」仲間は対照的に好スタート】

 対照的に精彩を欠いているのが長澤。沖縄を舞台にした主演映画「群青 愛が沈んだ海の色」は、6月27日に公開されたが、初日2日間の興収が914万2100円、動員は7047人と大コケ。興収1億円到達は絶望的となっている。

 「群青」のスクリーン数は54で、同409の「ごくせん」とは興収で単純に比較はできないが、同じ27日公開で、スクリーン数が49の笑福亭鶴瓶(57)主演「ディア・ドクター」にも、興収3513万3550円、動員2万6648人と、大差を付けられてしまった。東京ではメーン館の有楽町スバル座が上映を1回に減らし、代わりに絶好調の「ROOKIES」を増やし、早々と見切りを付けている。

 映画ライターの安保有希子氏は「映画における長澤バブルが弾けた」と指摘する。原作は、恋人を失ったヒロインが心を閉ざし、行きずりの男に身を任せるうち再び生きる希望を取り戻すストーリーで、濃厚な官能描写があったことから、「清純派の長澤がついに?!」と期待された。

【辛口批評一色】

 ところが、ふたをあけてみれば官能演技はゼロ。心を病んだヒロインの再生劇も唐突で、新聞や映画サイトの批評は辛口コメント一色だ。「長澤には微妙な心理変化を演じるだけの幅が足りないことが改めて分かった」(安保氏)

 映画製作のプロが言う。「ここ数年の彼女は結果を残せず、上映館数を絞った『群青』が、冒険のできるチャンスだった。ライバルの宮崎あおい、蒼井優が映画で結果を出しているだけに残念」

 そんな長澤本人に映画誌のベテラン編集者は同情の声を寄せた。「本人は取材にも積極的でいろいろ語ってくれるのに、周囲があれこれ口を挟んでくるんですよ」

【次回作「曲がれ!スプーン」で巻き返しなるか】

 長澤の次回作は人気舞台を映画化した「曲がれ!スプーン」(11月21日公開)で、メガホンを取るのは「踊る大捜査線」の本広克行氏。長澤扮する超常現象番組のADが、世を忍んで暮らすエスパーたちに出会ったことから巻き起こるコメディーだ。こちらに期待がかかっている。

ZAKZAK 2009/07/15

長澤まさみ

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